そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

マイルール(3568)

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「試合でもっともうまくいかない時は、何をやっていいの分からない時だ」

と書いたことがあります。

試合後に感想を聞いてみると、

「頭が真っ白になった」と答える子も多いですが、

それはこんな時です。

じゃあ、そうならないようにすれば最も悪い状態にはならないということですね。

ということは、

「何をやっているのか分からない」から、

「何かをやっている」、「自分はこれをやっている」と、

ちゃんと思えるようにすればいいんじゃないのかな、と思うわけです。

スポーツをやっていれば、

誰でも「何をやっていいのか分からない時」は経験します。

そんな時は、

やけくそになって適当にプレーしたり、試合を投げ出すときだってあります。

周りから見ていると、

「なんでそんなプレーをするんだ」

と思って、試合後に叱ったりしますが、

真剣にやればやるほどそういう状態になるわけで、

そういう経験の少ない親御さんにはわからない心情かもしれません。

でも、強くなっていく選手は、そういう経験をたくさん積みながら、

そうならないような工夫をしていくんだと思います。

それは「マイルール」ともいえるもので、

「うまくいかない時でもこれだけはやろう」ときちんと決めることです。

例えば、「構えだけはしっかりする」とか、

「心が落ち着くまでガットを直す」とか、

他にもレシーブの構えに入る時とか、

サービスを打つ前のルーティーンなんてのもあります。

要は、「これだけはやる!」ということを決めることです。

やることを決めているので、

「何をやっていいいのか分からない」ということにはならないわけです。

まあ、言うほど簡単ではないですが、

きちんと決められたら、

効果は意外なほど大きなことは覚えておいて損はないと思います。

「マイルール」・・・大切です。


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分かるとできるは違う(3567)

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コーチは色々なアドバイスや指導をします。

でも、まあ、これがなかなかすんなりにとはいかないですね。

ものすごく簡単な動きでも、ちゃんとやろうとすると難しくて、

「頭で分かっちゃいるんだけどなあ~」ということになるわけです。

勉強でも同じで、

教科書の内容が「わかる」ことと、

試験問題が「解ける」ことって別の話だよね、

なんて考えてしまいます・・・。

ある投稿で、

教科書の内容だったら、高校の先生に聞けば、

「理解」することはできる。

クラスの大多数が、実際に、理解するのでしょう。

でも、試験をやると、信じられない差がつく。

わかるのに、できない。という人が大勢いるのです。

でもこれ、わかっていないーというものではなくて、

「できるようにするための練習問題」を解く量が少ないだけです。

受験で考えたら、

試験で良い成績を取らないと第一志望には受かれないわけで、

受験生が、教科書の内容を覚えたうえで、

実践問題を次々と解く理由は、点を取るため。

教科書を眺めているとか、授業を聞いているとか、

それだけではだめで、実際に自分が鉛筆をもって、

回答用紙に「最後まで回答を記述できるか」という訓練をしないと、

「高得点を取る」ということはできないのです。

しかも、受験の場合は、

予備校で一流の先生から「解き方」を習うわけですが、

「解いてみないと自分は点が取れない」という本質がわからないと、

いつまでたっても、「自分の成績」が上がるようにはならないのです。

・・・とあります。

最後の方の文は、上手になるためにとても大切な教えですね。

コーチからうまくなるためのフォームやポイントを教えてもらうけれど、

自分で(理解した上で)何度も何度も試して、訓練してみないと、

それがどういうことなのか、という本質はわからないので、

いつまでたっても上達しないということですね。

まずは理解し(分からなければ聞いてみて)、

ちゃんと考えて練習しなければいけませんね。

気合いで頑張りましょう!


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メリハリ(3566)

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子どもたちの練習を見ていると、

ちょっと「練習の仕方」が下手だなあと感じます。

簡単に言うと、「メリハリ」がないと思うのです。

「メリハリ」とは、

「ゆるむことと張ること。

特に、音声の抑揚や、演劇などで、せりふ回しの強弱・伸縮をいう。

また、物事の強弱などをはっきりさせること。」

とあります。

野球のようなスポーツでは、

常に全力プレーが求められるので

(そうじゃないと危なくてやってられないですね)、

プレーのひとつひとつに「メリハリ」のきいた動きが感じられますが、

テニスをやっている子どもたちは、

「ハリ」がなくて「メリ」ばっかりのような気がします。

つまり、ゆるんでばかりで強い動きができないことが多いということです。

昨日の練習ではそれが気になって、

動きの強さ(「ハリ」)を出すことを指示して、

特に、

ボールを打った後の立ち上がりの素早さと強さを意識して練習するようにしたところ、

素晴らしい練習ができていたと思います。

いつもこんな練習ができていればもっと強くなると感じられるものでした。

いつも「ハリ」ばかりでは動きは洗練されてきませんが

(それに疲れちゃいますしね・・・笑)、

「メリ」ばかりではちっとも上達しない、

そう思います。

これは日常生活でも同じですね。

うまく「メリハリ」をつけてやっていこうと思います。


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調子の波(3565)

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寒い季節は、体調を崩す子が多いです。

まあ、体調っていうくらいですから、体の調子のことですね。

それが悪ければすぐに気づきます。

でも、それと、試合や練習での調子の善し悪しはちょっと違うと思うんです。

多くの子どもたちは「今日は調子が悪い」と言います。

体の調子が悪い、というのは、

正常な状態がちゃんと分かっているということを基準として、

何か調子の悪い状態になっているということですが、

テニスやスポーツにおいて調子が悪い、

というのは、

正常な状態をきちんと理解できていない、

きちんと決まっていないものを基準として調子が悪いということなので、

意味合いが違います。

だから、何の調子が悪いのかは分かりません。

基準を自分の理想としてしまうと、

なかなか調子が良い状態ということにはならないわけで、

そういう状態の方が少ないにもかかわらず、

「調子が悪い」と思い込むことは、

パフォーマンスにはあまり良くないことの方が多いと思います。

スポーツにおける「調子の波」は上達のためには必要なことです。

なので、「調子が悪い」と思わないようにしましょう。

今、どうすれば良いのかということをちゃんと考えましょう。

調子が悪いと感じてしまう時に、色々と工夫して、

今の状態を少しでも良いと感じることができるようにしていきましょう。

そういう考え方ができて、

嫌な感じでがあっても頑張って続けているうちに、

「あれ、何かうまくなってた」というのが上達なんですね。

お金を出して、「はい、これ」と与えてもらえるものでもないし、

目に見えてはっきりと分かるものではないし、

なんか雲をつかむような感じですが、

それを求めているうちにちゃんと上達している、

そう考えることが大事です。


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ユーリカ(3564)

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昨日の練習で課題練習に取り組んでいた子が、

「あっ、分かった気がする!」と叫びました。

きっと、何か自分の感覚にしっくりとくることがあったか、

何かに気づいたんですね。

こういうことを「ユーリカ」と言います。

「ユーリカ」とは、「見つけた、発見した」を意味し、

古代ギリシアの数学者・アルキメデスが、

「アルキメデスの原理」を発見した際に叫んだとされる言葉です。

突然のひらめきのように解されることもあります。

スポーツの上達理論ではとても大切な事柄になります。

スポーツは、時間をかけて一生懸命に取り組んでも、

ちっとも上達しない時期があります。

これをプラトー(高原状態)と言ったりしますが、

そういう時はちょっと苦しいですね。

でも、そういう時でもあきらめずに頑張って続けていると、

突然ひらめくことがあって、

こういう瞬間が上達には欠かせないということです。

その子がどんなことに気づき、

自分の感覚がどう変わったのかはよく分かりませんが、

確かに打つボールは良くなっています。

大切なことは、あきらめないで続けること、

うまくいかなくても感情的にならないこと、

ちゃんと思考すること、

変化を求めることを怖がらないこと、

うまくいったと感じた時にはちゃんと表現することなどが大切です。

なかなかこういう瞬間に巡り合うことも少ないですが、

それがたくさん見つかるように、

より良いアドバイスができるようにちゃんと観察すること、

それがコーチの仕事であるという自覚を持ってやっていこうと思います。


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