そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

コーチの仕事(3657)

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コーチになった教え子から、思春期の子どもたちの指導に対する相談がありました。

多くの子どもたちを教えていますので、こうしたの問題はたくさんありますね。

私はこう答えました。

思春期の子どもたちは対する指導は難しいことが多いものです。

特に女の子は、精神的にもちょっと成長が早くて、自我の目覚めも早いので、

周りとの比較、容姿や能力に対する意識など、

思い悩む問題が大きくなります。

じゃあ、どうすればいいのかということについては、

これが良いというアドバイスはありません。

結局は、自分で考えて、試行錯誤して、気づき、成長していくものです。

コーチなんて、ただ見守るしかできませんね。

だから、基本的には放っておきます。

でも、ただ突き放すのではなく、

ちゃんと「あなたのことを思っていますよ」ということは伝わるように、

声がけなどは大切です。

「自分らしく」と言うのは簡単ですが、

自分が何かよく分からないし、将来の展望なんて薄いし、

やりたいことも特にはないし、そう考えてしまうと、

「自分は必要ない人間」と考えてしまうこともあります。

でも、この子は「ちゃんと答えを持って」いますね。

「悩みがあるからこそ、今の自分だなと思う気もします」、

これが答えだと思うんです。

何かを教えてあげよう、ちゃんとアドバイスしよう、と思いすぎると、

それは自分の価値観の押しつけになるかもしれないし、

「自立」を邪魔してしまうかもしれません。

コーチとはともに進むもの」です。

パートナーなんですね。

だから、必要な時にちゃんといてあげることが大切です。

「ちゃんとあなたのことを思っていますよ」というサインを送ってあげることです。

そうしていても、苦しくてテニスをやめていくことはあります。

それはそれで、その子の「選択」なので、

自分で考えたのであれば尊重します。

そんな時でも「だからどうしろ」とは言いません。

ただ見守ります。

コーチも苦しいです。

でも、そうやって子どもたちの「自立」を邪魔しないように、

できる限り良い環境作りをしていくこと、

それがコーチの仕事です。

私はそうやってコーチの仕事をやっています。

人と接する仕事なので、「自分の思い通り」はありません。

人がどうであれ、自分はこうやってコーチする、

という信念のようなものが強くあると、

素晴らしい仕事になっていくと思います。

・・・と答えました。

この答えがいいのかどうか分かりませんが、

これは私のスタンスでもあります。

悩んで大きくなる、それはどんな仕事でも同じですね。

この子は良い仕事をしていくと思います。

私も気合いでがんばっていこうと思います。


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テニストレーニング(3656)

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毎年、夏と冬に「テニストレーニングキャンプ」を行っていますが、

なぜ、「トレーニング」なのかというと、

テニスをやっている子は、

トレーニング」に対する意識が低いことが気になるからです。

だから、「テニストレーニングキャンプ」です。

なぜ、「意識」が低いのかというと、色々と考えられますが、

ひとつには年がら年中試合があって、

「シーズン」の切り替えができないからです。

野球では「シーズンイン」と言います。

本格的な試合シーズンに入っていくことを言いますね。

プロ野球では4月頃が開幕なので、それに合わせて調整していきます。

高校野球でも3月から対外試合が解禁され、

本格的な試合シーズンが始まります。

そう、高校野球では12月から2月いっぱいは対外試合が禁止され、

身体作りに励むように奨励されているんです。

とても良い慣例だと思いますね。

でも、テニスは年がら年中試合があって、

いつが「シーズン」か分かりません。

プロの世界では、マスターズが終わって、全豪オープンが始まる頃までが、

何となく「シーズンオフ」のような感じで調整すると思いますが、

ランキングの低い選手は、そういう時期でも試合をしてポイントを稼ぐわけです。

ジュニアに至っては、そんな「シーズンオフ」なんてものはありません。

だから、どうしてもオンコートでの練習ばかりになって、

トレーニング」に本格的に取り組む余裕がなくなってくるんですね。

もちろん、トレーニングプログラムは組みにくいです。

「トレーニング」では「期分け」といって、

「シーズン」によってトレーニングメニューを変えて、

適切に身体作りができるようにプログラムされるのが普通ですが、

テニスではそれができないというか、

とってもやりづらいということなんです。

トレーナー泣かせなスポーツなんですね(笑)。

だから、「トレーニング」を本格的にやる時間は少ないし、

それを理解するように指導されることはありません。

そうなると「意識」は高まってこないですね。

それと、日本におけるテニススクールでは、

そういう時間を割くことは、制約もあって難しいことが多いです。

だから「テニストレーニングキャンプ」です。

少しでも「トレーニング」に対する理解を深め、

より高みを目指す「意識」が高まればいいなと思います。

今から、キャンプの内容について、しっかりと考えていこうと思います。


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テニスって素晴らしいスポーツなんだな(3655)

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伊達公子選手の「引退」に関する記事に、

テニスが楽しいというのはプロになって最初の頃だけで、テニスが嫌でした。

練習も試合もツアーも嫌いずくめで、当時はテニスが辛いばかりだった。

勝って当たり前と言われるテニス漬けの日々の中で、

トップとしての重圧に苦しみ、テニスが嫌いになったことが引退の理由だった」

と書かれていました。

そうですよね。

スポーツを職業にするということは、すごいプレッシャーなわけで、

以前にイチロー選手も語っていたように、

「プロ野球選手が楽しいから選ぶというのであれば、お薦めしません」

ということです。

でも、

「引退してからは、その時間を取り戻すかのように生き生きと毎日を過ごし、

テニスに未練はまったくなかった。

しかし、テニスからあえて離れたことで徐々に

「テニスって素晴らしいスポーツなんだなと思えるようになった」

ことから、11年後のチャレンジへとつながり、

現在は、素直にテニスが好きと言える自分になりました」

と今の心境を語っています。

「テニスをやっていて幸せな人っていうのは、

テニスの中に魅力的な部分を見つけた人じゃないかなと思うんです」

と書きました。

伊達選手は、「テニスを離れること」で、そんな「魅力」を見つけたんですね。

多くの子どもたちが、そうした「魅力」を見つけることができずにやめていきます。

でも、やめてしまっても、少しテニスから離れてみて、

何か「魅力」を見つけて、またテニスを始めてその楽しさに気付く、

それはきっと幸せなことだと思います。

「テニスって素晴らしいスポーツなんだな」と思えるといいなあ・・・。


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ケガに強い身体(3654)

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スポーツにケガはつきものです。

私は野球のトレーニングも指導しているので、

甲子園に向けての試合が近づいてくるこの時期は、

それがとても気になります。

もちろん、人によってケガに強い、弱いがあって、

できるだけ「ケガに強い身体」になるようにトレーニングを指導します。

多くの人は、「ケガに強い身体」というと、

大きな筋肉があって、筋力も高い身体を思い浮かべると思いますが、

実はそうではありません。

もちろん、柔軟性の高い身体というのも大切ですが、

それよりも大切なことがあります。

それは、身体に対する「ケアの意識」です。

ケガをする、というのはスポーツでは避けては通れません。

大切なことは、ケガをした時にどう対処するのかということで、

その「意識」をいつも持っているということです。

その「意識」の高い選手は、練習後のストレッチは欠かしません。

違和感を感じる部位をアイシングすることも迅速に行います。

関節や筋肉の柔軟性に気を配り、

日常的に動きの可動域のチェックをします。

そういう「意識」の高まりが、身体の異常をいち早く察知し、

大きなケガにつながる可能を低くします。

そう、「ケガに強い身体」というのは、

鎧のような頑丈な身体ではなく、

柔軟性に富み、いつも身体の状態に気を配る「意識」によって作られていく、

ということを覚えておいてほしいと思います。

さ、ストレッチしよ。


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「テニストレーニングキャンプ19・サマー」開催のお知らせ

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ロングウッド・ジュニアテニスアカデミーでは、強くなりたいジュニア選手のために、

「テニストレーニングキャンプ19・サマー」

を企画しました。

子どもたちによりハードな練習や専門的なトレーニングを体験していただき、

「向上心」や「意欲」を育てることを目的としています。

「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、

「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、

子どもたちが大きな夢を持ってテニスに取り組むことができるようにプログラムされていますので、

ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

http://tslabo.web.fc2.com/longwood/


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「スポーツは、”愛”だと思う…」

大島コーチ

Author:大島コーチ

テニス、トレーニング、スポーツ科学など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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キャンプ&イベント案内
  • テニストレーニングキャンプ案内

  • ■「テニストレーニングキャンプ19・サマー」
    8月12日(土)~15日(火)
    開催決定!
    このキャンプは「向上心」や「意欲」を育てることを目的として、「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、大きな夢を持って、テニスに取り組むことができるようにプログラムされています。

  • テニスコーチングセミナー案内

  • <テニスコーチングセミナー20>
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    ■遠方からの参加者のために無料宿泊所を用意しましたので、気軽に参加してください。
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