そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

波(3690)

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ケガのように大きなきっかけがなくても、調子の「波」はあります。

特に変化の大きなジュニアの時には、

ちょっとしたことで調子は上がったり、下がったり、

その変動は大きいです。

周りにいる人は、ずっとそうである(上昇し続ける)ように期待しますが、

そんなことはないですね。

身体や心が大きく変化する時期なので、

スポーツの技術も変化し、

それにうまく対応できないことがあるのは当たり前のことです。

でも、それを「受け入れられない」んですね。

希望が大きいからです。

成果を求めすぎるからです。

そして、人は(うまくいっている時は)「変化しないこと」を求めるからです。

だから、うまくいかなくなると、それを受け入れられなくて、

辛いと感じてしまうと、

もうテニスを続けてはいけませんね。

そうならないようにと願いますが、

人はそういう脆さを持っているということです。

でも、杉田選手の飛躍に思うのは、

人の成長には、

「やめようと思うほどの衝撃的な思い」が必要だということです。

彼のブログには、

「悩んで迷って腐りかけてようやくここまで来ました」

と書かれています。

そういう時期が必要だということです。

ジャンプするには一旦しゃがみ込むことが必要、

なんて表現されることがありますが、そういうことです。

でも、底にある時、しゃがみこんでいる時は辛いですね。

下に向かっている(と感じている)時が一番辛いです。

底は切り返しが何となく分かるし、

上昇のきっかけがいくつかあったという経験が蓄積されているので、

何とか耐えられるかもしれません。

でも、(今まで)上にいて、下に向かっていると感じる時、

不安はもっとも大きいです。

だから、チャンピオンであり続けるのは難しいんですね。

レスリングの伊調選手は、

「チャレンジャー」でいることの大切さを説いています。

それと同時にそれを持ち続けることがいかに難しいのか、

というこについても語っています。

簡単じゃないんですね。

でも、そういう思いがきっかけになるのは間違いないです。

今、苦しい思いをしている子どもたちも、

それがきっかけになって成長することを願います。

気合いで頑張れ!


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受け入れる(3689)

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錦織選手は手首のケガで今季絶望と報じられています。

めちゃつらいですね。

私はテニスに限らず、多くのスポーツ選手を指導してきていますので、

ケガでそのスポーツを断念するという選手もたくさん見ていました。

ケガで身体的な能力が低下することが原因ということだけではなくて、

もう心が折れてしまって続けられない、

という方が多いかもしれません。

でも、それをきっかけに飛躍する選手もいます。

フェデラー選手やナダル選手の復活は、

きっとそんな心の変化があったはずです。

ナダル選手は、錦織選手に「受け入れて進め」とエールを送っています。

この「受け入れる」ことこそが、飛躍のエネルギーになります。

辛い、苦しい思いをただ嘆くのではなく、

それを「受け入れる」ことで、

そんな思いから開放され、人の能力は高まるのではないでしょうか。

錦織選手がケガで今季絶望となって、

ランキングの大幅な下落が予想され、

これから復活が懸念されていますが

(そんな記事ばかりで、心から応援してます!

みたいな記事が少ないのはちょっと嫌なものですが・・・)、

どんな状況になろうとも、

それを「受け入れ」、

周りの声や批判、変な期待に惑わされない自分を確立できた時、

復活はあると思うし、

ランキングが復活しなくても、

フェレール選手がそうであるように(見える)、

テニスをやっている自分に満足して、

テニスを楽しんで続けていける幸せな人生になるような気がします。

私はいつまでも応援します!


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変なプライド(3688)

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試合になると緊張して「ビビる」、

という状態がもっとも良くない状態と考えるかもしれません。

そうではなくて、逆に緊張が足りなくて「気が抜けてしまっている」、

ことのほうがもっと良くないと思うかもしれません。

でも、それよりも「変なプライド」を持ってしまうことのほうが危険だと思うんです。

この「変なプライド」はやっかいです。

「いつもは勝ってた」、「前は勝ってた」という思いは危険です。

いつもいつもそんな状態でいるわけはありません。

特にジュニアの成長は早く、変化も大きいです。

でも、そんな幻想を持っていると、

それが「変なプライド」となってプレーのじゃまをします。

自分の力を誇示し、相手を力で押さえ込もうとして強引にプレーする。

構えに集中できなくて適当に構える。

すべてのショットで力づくでエースを取ろうとする。

気合いが中途半端で、勝負事をなめていると感じる。

・・・そんなプレーが続きます。

こうした「変なプライド」を持ってプレーしてしまうのは、

負けることの恐怖の裏返しでもありますが、

だからこそ果敢に「勝負を挑む」、そんな意識が大切になります。

挑むからこそ見えてくるものがあります。

横綱相撲は、横綱だからできることであって、

みんなは横綱ではない!んです。

勝負に対して謙虚になることが大切です。

謙虚さは、真剣さに強く結びつきます。

だからギリギリの勝負で勝つことができるんです。

自分勝手な戦いでは成長しません。

成長する戦いを続けてくれることを願います。

今日はいつもの冷静な私(笑)と違って、

少し感情的な言い回しになってしまいましたが、

この「思い」は強いです。

たくさんの戦いを見てきて、多くの子どもたちを教えてきて、

勝負事が単に技術の差ではないことを痛いほど理解しているからです。

それを納得して理解してもらいたくて、

こんなふうになってしまいましたが、

たまにはいいかな?

これからもよろしくです!(笑)。


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ずっと続ける(3687)

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高確率の雨予報の中、

レッスン前には雨が上がり、レッスン後に雨が降り出すという、

素晴らしい晴れ男の本領を発揮し、

トレーニングキャンプを無事に終了しました。

雨に降られずは、神様に守られているとしか思えないですね。

ある知り合いのコーチとは対象的に(ごめんなm(_ _)m、桑◯こーち!)、

本当に雨が避けていきます。

そんな神様に守られてのキャンプは、

多くの子どもたちが参加してくれて、

みんな、本当に頑張ってくれて、心から嬉しく思います。

キャンプの最後に思うのは、

ずっとテニスを続けてほしい、

それが一番の思いです。

テニスでも何でもそうですが、何かをずっと続けていくことは辛いです。

夢は段々と現実とかけ離れていく苦しさもありますね。

自分も、周りも焦って、そんな苦しさに耐えられなくなってやめていく子は多いです。

でも、そこを乗り越えてずっと続けていくと、

間違いなくいいことがあります。

周りから見るとそんなでもないことでも、

がんばった子には神様が贈り物をくれるんです。

私はそんなことを思う時、よく思い出すシーンがあります。

地域大会への出場を掛けた県大会のダブルスの決勝でのことです。

緊張して、まったくボールがコートに入りません。

このポイントを取られたらもう負けというような場面で、

相手にチャンスボールが上がってしまいます。

でも、相手の選手は、それをことごとくミスします。

私は目をつむってましたね。

その試合で負けたらジュニアを卒業していきます。

本当に最後を掛けた戦いで、神様が何度も何度もチャンスをくれるんです。

そして、そうしたポイントをしのいで勝利した時、

心震えるような感動で泣けてきました。

本当に強い子から見たら、大した勝利ではないのかもしれませんが、

私には、

「がんばるとはこういうことなんだ!」

と強く思えた素晴らしい戦いでした。

その子たちは何度もテニスをやめようと思ったことでしょう。

高校生の最後の方でクラブを変わってきましたが、

そうすることでやる気を何とか留めていたということです。

そうやってずっと続けることで贈り物をもらった、

そういうことです。

私はテニスを苦しそうにがんばっている子を見ると、そのことを思い出します。

だから、ずっとテニスを続けてほしいんです。

苦しくてもがんばってほしいんです。

キャンプにはたくさんの子どもたちが参加してくれましたが、

何年たっても「コーチテニス頑張っているよ!」、

そう言って会えるのが一番嬉しいんです。

本当にたくさんの子どもたちが集まってくれて感謝しています。

スタッフのみんなのがんばりにも心から感謝します。

心地よい疲れを感じながら、最高の誕生日を迎えることができました。

みんな!本当にありがとう!

これからも気合いでがんばってくださいね!

いつも応援しています!


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勝負魂(3686)

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子ども達には色々な性格があって、見てると面白いのですが、

やっぱり、その中で勝負に向いていることそうでない子があるのは事実です。

勝気で、強気で、いつでも勝負するという意欲満々な子は、

それなりに勝負事には向いているとは思いますが、

そういう子は得てして自分のコントロールを失ってしまって、

自滅することも多いです。

ミスをすると、そのままずるずるとミスを連発してしまう、

そんな感じになる時が多いですね。

で、どういう子が勝負事に向いているのかというと、

燃えるような闘争心を持ちながら、

冷静に自分をコントロールできる人かなと思います。

厳しい勝負の世界に生きる棋士のような感覚に似ているかもしれません。

私は、一流の棋士が盤面をじっと眺めて考察している姿が好きです。

きっと頭の中は、何千もの手がぐるぐると駆け巡りながら、

次の最適の一手を探しています。

テニスの判断にはそれほどの時間をけかることはできませんが、

ミスをしたら、そのことにとらわれて、ただミスをしたことを嘆くのではなく、

次の一手をちゃんと思考できる、

そういう選手が勝負には向いているし、強くなっていくのかなと思います。

子どもなので、まだまだ勝負魂のようなものはきちんと培われていることは少ないですが、

それでも、キラリと光るものを見つけた時、

それをちゃんと伸ばしてあげたいなと思います。

今日でキャンプは最終日です。

子どもたちの心に何か響くものが少しであればいいなと思います。

気合いで頑張ります!


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