そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

ガマン強さ(3660)




「勝負強さ」って何だろう?と、考えることがあります。

日比野奈緒選手と初めて行った海外遠征は、

今大会と同じATFの韓国での大会でした。

英語も分からない、もちろん、韓国語も分からない中で、

日本語で堂々とクレームを付け、

アグレッシブに戦っていたことを思い出します。

苦しい場面でも前向きな闘争心を失わずに戦うことは、

もちろん「勝負強さ」につながりますが、

実はもっと大切なことがあるように感じています。

それは、「ガマン強さ」です。

この前の試合で、ジャッジのことでもめた試合がありました。

相手の選手は感情的になり、

ちょっとやけくそ気味にトリッキーなプレーを仕掛けます。

こういう展開は自分のプレーのリズムも崩れるし、やりにくいですね。

でも、その子は感情に流されることなく、

無理なショットを押さえ、

見ている限りは淡々と、集中力を乱さないように、

「ガマンして」プレーしているように見えました。

試合の後で、感想を聞いてみると、

「挽回されかかって、ちょっとプレッシャーもあって、ビビってた」

と言います。

焦りもあり、負ける不安もあり、怒りのような感情もあり、

こういう時にプレーが乱れ、それが感情的な行動につながり、

ラケットを折ったりして自滅することも多いですが、

そこを、グッと「ガマン」できたことは素晴らしいですね。

結果は、終始冷静にプレーし、後半は1ゲームも与えずに勝利しました。

まさに「ガマン」の勝利と感じました。

相手の子の自滅的なプレーと比べる、ということでもないですが、

これが「勝負強い」ということなのかなと思います。

テニスは孤独なスポーツです。

誰も助けがない状態で戦うので、

この「ガマン強さ」は、「勝負」を大きく左右し、

自分の力を引き出すためにもっとも大切なものかなと思います。

コーチも、この「ガマン強さ」を持って、試合と思います。


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世界が見えてくる(3659)




国際大会参戦して変わるのは「意識」です。

私の行うキャンプでは、

「意識が変われば世界が見える・・・」というスローガンを掲げていますが、

「世界が見えてくる」という感覚が、

強くなるためには必要かなと思います。

今大会前に一緒に練習してくれたのは、シンガポールの選手です。

もちろん、日本語は通じないので、

片言にも及ばない英語で何とかしようとします。

まだ十分コミュニーケーションも取れてはいませんが、

ダブルスを組むことになったので、何とかするしかないですね

それでも、海外の知り合いができることで、

今までその国がどこにあるのかなんてまったく興味なんてなかったのに、

国旗を調べてみたりします。

そうやって、「テニスの世界」の広さを実感し、

イメージを広げていきます。

英語をマスターしようとする意欲が高まるかもしれません。

そうやって、海外に留学した教え子もたくさんいます。

そういう「意識」の変化が大切なんです。

単なる試合を経験するという以上の

「何か」がこういう試合にはあるものなんです。

それが「意識」を変えるきっかけになる、

それを確信しているので、ちょっと面倒でも頑張って出掛けます。

この大会がどんなきっかけになるのかを楽しみにしたいと思います。


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流れ(3547)




昨日の試合は、0-7まで一気にいってしまって、

「このまま終わるのかなあ~」と見ていたら、

相手選手がコートにちょっとつまづいてイラついたのをきっかけに、

7-7まで押し返し、そのまま行くのかと思いきや、

そこからはシーソーゲームで、タイブークへ。

タイブレークでも「ここを取れば決まる」のを取りきれず、

6-6でチェンジコート。

最後は惜しいショットが決まらず、残念ながら敗退です。

こういう試合はジュニアだけではなく、プロの試合でもあります。

まるで神様に操られているかのように、

「流れ」が大きく変わります。

試合が終わった後に、

対戦相手のコーチやインターハイ準優勝監督と話しましたが、

「こういう流れは止められない」という話になりました。

自分が「流れ」に乗っている時は、

不思議なぐらいショットは決まるし、何をやってもうまくいきます。

でも、そうでない時は、悲しいぐらい何もできませんね。

でも、きっかけはあります。

この試合では、ちょっとつまづいてイラついた相手と、

大きく引き離されて開き直った自分です。

ちょっとした感情の変化が大きな「流れ」を変えたということです。

だとすると、それに気づけば、

何か「流れ」を自分に引き寄せる工夫ができるかもしれません。

ちょっと考えてみましょう。

多分、「流れ」を相手の方に向けてしまうのは、

イラつきだったり、怒りだったり、それによる不安だったりします。

そういう気持ちが確かに自分の中にあることを感じているはずです。

それをうまく整理することは有効ですね。

何が有効であるかは人によっても違いますが、

間をとる、声を出す、ベンチで瞑想的なものをする、体を強く動かしてみるなど、

感情を落ち着かせて、相手に向かう気持ちを高めるように努めるしかないですね。

それでも神様がいるので、うまくいかないことも多いですが、

「神様には逆らえないので、とにかく自分のすべきことをしよう」

と心に決めることが大事だと思います。

そういう気持ちで戦うことができると、

きっと神様も味方になってくれることが多くなると思います。

神様!よろしくお願いします!(笑)

※世界一美しいスターバックスコーヒー店にて、オレンジフラペチーノを飲みながら


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学年別の大会(3546)




期限が決められている、ということとちょっとだけ関係がありますが、

日本人は、学校単位の区分けが好きなんだと思います。

よくは分かりませんが、他の国では、

小学生大会、中学生大会、高校生大会なんていう大会は少ないと思います。

テニスの世界ではそうですね。

私は見たことがありません。

でも、日本では、こうした大会の方が主流であるという印象が強いです。

早生まれや遅生まれということに対して、

メリットもデメリットも感じない、

何だろう?混じり気のないことが心地良いと感じるのかもしれないですね。

私も日本人なので(一応)、何となくその心地良さを感じます。

でも、それがテニスのスタンダードからかけ離れて運営されることに関しては、

やはり憤りを感じます。

なぜ朝の練習コートが確保されないのでしょう?

当日の試合終了後の練習コートもありません。

遠くから厳しい戦いを勝ち上がってきているのに8ゲームマッチは心苦しいです。

純粋性を感じるからこそ、悔いの無いように戦わせてあげたい、

それだけです。

日本独特の文化を持つ、

こうした学年別の大会は心地良さを感じる素晴らしい大会なので、

より良きものになるように切に願います。

来年は沖縄開催らしいので、

何か新しい試みがあることを期待して、

今日の戦いを懸命にサポートしたいと思います。


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期限を決める(3545)




オリンピックを見ていて感じるのは、

期限が決められているということが、

大変大きなプレッシャーになるということです。

4年に1回しか行われないので、

長い時間をかけて切磋琢磨するわけですが、

それに報いるような結果を強く望むことでプレッシャーは大きくなります。

それがオリンピックではなくとも、

最後のジュニアの試合だとか、中学生最後の試合だとか、

期限を強く意識するとプレッシャーは大きく、

思うような結果が得られない恐怖に襲われます。

その恐怖や不安と戦いながら戦う姿は、

多くの人々に大きな感動を与えるのですが、

そのプレッシャーに押しつぶされて、

思うような結果を残せず、

失意に沈んでいく選手の方がはるかに多いことを忘れてはなりません。

私たちコーチはそのことを知っています。

だから、できるだけ期限を決めないように、

まだ先が続いていることを教えます。

それがスポーツをやることのもっとも大切な意義であることも教えます。

まあ、スポーツは残酷なので、

そんな夢や希望を打ち砕いていくとも多いですが、

それをちゃんと支えていくこと、それがコーチの大切な仕事なので、

明日から始まる中学生最後の試合が終わっても、

その先にあるものを伝えて、

前に進めるようにサポートしていこうと思います。


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「スポーツは、”愛”だと思う…」

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テニス、トレーニング、スポーツ科学など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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