そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

原点(2612)



ブルネイに無事到着しました。

この南国特有の蒸し暑さを感じると、実感がわきます。

いったい、何度目のブルネイでしょうか?

初めてここに来たのは、12年ほど前になります。

それ以来、何度となくここを訪れていますが、

思い出すのは、やはり、初めて来た時のことです。

今のようにネットエントリーではなく、

手続きも大変面倒でした。

関係団体の印鑑なんかも必要で、

そのやりとりは本当に煩わしく感じました。

遠征では、慣れていないということもあって、

他のコーチがどうしているのかを観察しながら、

聞きながらやっていましたね。

気合いも入りすぎて、ちょっと厳しすぎました。

初めての遠征に参加した選手は、

嫌な思いをしたかもしれません。

でも、そうやって、多くの経験を積む

「原点」になりました。

初めてこの遠征に参加した選手は、

どんなことを思っているでしょうか。

私の願いは、

「自分の力を存分に発揮すること」、

それだけです。

そのためには、自分のすべきことにいつも意識を向けることです。

野放図になりそうな自分を、

ある程度の緊張感で自制していく、

そんな訓練の場になればいいと思います。

真冬から、春を飛び越えて、

一気の真夏にうまく体が順応するかどうか心配ですが、

いつもながらの気合いでがんばりたいと思います。

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効果的なアドバイス(2443)

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今日の講義では「効果的なアドバイス」について話をしました。

これは「永遠のテーマ」ですね。

コーチのアドバイスが、いつもいつも効果的であることはありませんが、時として素晴らしい成果を生むこともあります。

タイミングであったり、

相手の心理だったり、

かける言葉だったり・・・

さまざまな要素が絡み合います。

効果的にアドバイスするためには、いくつかの条件があります。

一番大切なことは、アドバイスを求める気持ちがあるかどうかということです。

これがないと、どんなアドバイスも必要ないものになってしまいます。

求める気持ちに応じて、適切にアドバイスする内容を選択しなくてはなりません。

そして、あたり前のことですが、信頼関係があるのかどうか、アドバイスの前には素直になれるような関係が築けているのかが鍵となります。

嫌な奴にアドバイスされても、まずは拒否することから入ってしまいますね。

素直に聞くことができる雰囲気を持っているかどうかを察して言葉を選ばなくてはなりません。

もちろん、コミュニケーションの問題だけで効果的かどうか決まるものではありません。

自分と違う考えを受け入れることができる受容性の問題やタイミングが重要です。

同じ言葉でも、状況によっては効果的ではなくなってしまうということですね。

コーチは、たくさんの失敗を積み重ねて、だんだんとタイミング良くアドバイスできるようになってきます。

また、伝える内容が正確であることは、その効果を決定します。

伝える技術がなければ、いくら良いアドバイスであっても、相手に受け入れてもらうことはできません。

こうした複雑な要因がからみ合って、効果が生まれてきます。

それを適切に判断してアドバイスできるコーチを目指しますが、とても難しいことです。

やはり「永遠のテーマ」です。

でも、「それ」を模索することが「コーチの喜び」でもあります。

時として素晴らしい成果を生むアドバイスの効果を期待しつつ、実践的な経験として積み重ねていこうと思います。


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純粋性(2333)

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コーチングにおいては、問題解決の方法を示し、導くことが大きな仕事になります。

問題解決のためには、

●課題を明確にする
分析し、問題点や課題を特定し、理解する

●解決法を自分で考える
情報を集め、解決法について自分なりに吟味する

●不安を取り除く努力をする
行動するために大きな障害となる不安について理解し、それを調整し、軽減の方法を実践する

●人に聞く
信頼できる人に意見を求め、納得できる指示に従う

というようなプロセスを経て解決に至ります。

この中で、

「人に聞く」

というプロセスにおいて、コーチの存在が重要になります。

ということは、コーチは格好よく言えば

「最後の砦」

ともいうべきものです。

当然、多くの知識や経験が必要となります。

共感し、愛情を持って接するという基本的な資質を高く備えていなければなりません。

しかし、いくらコーチが優れていようとも、その解決法が有効だとしても、その効果には大きな差があります。

その差は「純粋性」にあります。

人間は、他人の意見に従うことを本質的には苦手としています。

「自分のことは自分しかわからない」

という至極当然の思いを強く持っています。

だから、うまく人に意見を求めるのが苦手です。

でも、自分の力を伸ばす人の特徴は、

「素直に人の意見を聞くことができる」

ということです。

依存するのではありません。

自分の意見を確固として持ちながらも柔軟に対応できる力を持っているということです。

多くの子どもたちを教えていると、その「純粋性」に差があることがわかります。

その対応を見ていると、

「この子は、きっとうまく伸びていく」

と確信できる子がいます。

コーチのもっとも重要な仕事は、その「純粋性」を奪わないようにすることです。

スポーツの世界は、自分の思い通りに行かないことや苦しいことばかりです。

困難にぶつかると、自分のやっていることの意味を見失ったり、目標を失くしてしまいます。

そんな時に、素直に、純粋にそのスポーツにかけた思いを思い起こさせることができれば、「純粋性」は続きます。

コーチングとは、

「その人の持っている能力を伸ばすこと」

です。

そのためには、いかにその「純粋性」を保ち続けることができるか、が鍵になります。

周りにいる人間がそれを奪わないように支えていかなくてはなりません。

そのために、コーチ自身も「純粋性」を持ち続けなくてはならないと思います。


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ミスをしない練習(2310)

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試合ではミスの多いほうが負けます。

だから、「ミスをしない練習」をしなければなりません。

しかし、これはなかなかむつかしいことです。

練習の始めに「絶対にミスをしない気持ちでやりなさい!」と強く言いますが、実際の練習ではたくさんミスをします。

基本ドリルの練習など、打つボールはむつかしくありません。

それでもミスをします。

そこで、「今度はミスをしたらコートを走ってもらう!」と宣言すると、ミスは格段に減ります。

ミスをしたら「罰を与える」という方法が良いのか悪いのかわかりませんが、効果があるのは事実です。

しかし、結局のところ、ミスが減ったのは「絶対ミスをしたらダメなんだ!」と強く意識したからです。

この「意識を高める」ことができればミスを減らすことができるということです。

そして、練習でその「意識を高める」ことができるようにいろいろと工夫するのがコーチの役目だということですね。

ミスをすれば負ける。

だから、ミスをしないように強く「意識」する。

ミスを「恐れる」と言っても良いかもしれません。

それでもその「怖さ」に打ち勝ち、思い切ったショットを打ち込むことができる。

そんな選手に成長してほしいと思います。

しかし、何度も言うようにこうした「意識を高めること」はむつかしい。

ここはやっぱり「罰を与える」ことで追い込んでみるかな。


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