そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

目の機能を高める(2796)

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リズムやテンポの乱れに対して、反応する能力が高ければミスショットは少なくなる。

もちろんそうなのだが、できるだけリズムやテンポを変えないで試合をしたいものだ。

試合中自分のリズムやテンポで試合が進行しているときは、良いプレーができる。

そのためには、

相手の動きからコースを予測する能力やボール対して反応する視覚的な能力が要求される。

また、眼の能力は大脳基底核と強い関連があることが知られている。

このことは適切な状況で運動を起こし、

あるいはコントロールするためには眼の機能が高くなくてはならないということである。

実際に、眼の周りに特殊な装置を着けて視覚を遮断し、

眼に入ってくる情報を少なくしていく実験を行ったところ、

初心者ほどミスの割合は増加する。

初心者は、眼と手足の協調反応も悪く、

的確な情報処理ができないので予測も外れやすいということである。

予測が外れ、そのとき筋肉が素早く反応してくれなければ、

無駄な緊張を生み、力んでミスショットをすることになる。

この視機能を高めるためのトレーニングを2つほど紹介しよう。

一つは、歩いたり、自動車を運転するときに一点だけを見つめないで、

周りの状況を把握しながら移動することを訓練するのである。

例えば、じっと前の人の背中を見ながら歩いている時に、

すれ違う人の髪型や持ち物をできるだけ正確に把握しようとするのである。

もちろんその人が美しいからといって振り返って見てはいけない。

あくまでも前の人の背中を注視しつつ行うのである。

これは周辺視野を鍛えると同時に、

集中力の一つである選択的集中力を訓練するには効果的な方法である。

ただし、自動車を運転中にこのトレーニング行って事故を起こしても

当方は一切責任をとらないので御了承いただきたい。

二つめは、窓枠の四隅に素早く視線を移したり、

黒板に書いた円を素早くなぞったりすることによって

眼の調整を司る筋肉に刺激を与えるのである。

これは、スポーツビジョントレーニングや速読の方法として良く知られている方法であるが、

眼の反応が良くなるだけではなく、

イメージ能力が高まるなどの効果も期待できる。


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もっと力を抜こう(2318)

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正確にコントロールするためには、発揮される筋力に無駄があってはいけない。

ただ単にスピードを高めるだけであるならば、多少筋力の発揮のしかたに無駄や効率の悪さがあっても、トータルの筋力があれば、他の筋力で補ってそれほどスピードを落とすことはないし、球速が時速2~3kmあがったり、落ちたりしても極端にパフォーマンスに影響を与えることはない。

しかし、コントロールについては、数センチのコントロールミスでゲームを失うことにもなる。

そのために、多くの指導場面では、ボールコントロールを重視する指導が行われるのである。

では、どうすれば無駄な筋力を使わずに打球することが可能なのか。

それには、以前にも述べたように、いかに力を抜く(ここでいう力を抜くとは、完全なリラックスではなく、力みのない、適度な緊張状態のこという)のかということである。

無駄な筋力とは、その多くが「力み」につながるのであるが、力を抜くように意識することで「力み」を防ぐことができる。

また、巧みな動作(うまいラケットコントロールや身体コントロール)を行なうには、筋肉が一瞬活動を止めて、それから急に活動を開始することが効率のよい動きにつながるといわれている。

筋肉が活動を一瞬止めてから止めることができる準備として、力を抜くということを常に意識して(つまり、適度な緊張状態を保って)いなくてはならないのである。

力を抜くことを意識することで、筋肉が収縮したり、弛緩したりするのをタイミングよく適切に切り替えることにつながるのである。

では、具体的に練習ではどのようなことをすればボールコントロールを良くすることができるのか。

まずは、テニスのスイング動作で最も重要な切り替えポイントでグリップの力を抜くように意識することである。

しかし、ラリーなどを行なっているときに力を抜くことを意識しながら打つことは、初中級者のレベルでは難しいようである。

そのために、やさしいボール出しのボールを繰り返して打つ基礎的練習をみっちり行なって、無意識的に力を抜くことができるように練習を行なわなければならない。

さて、それができたら、つぎにはフォワードスイングからフォロースルーにかけてラケットを一気に振りぬくように打球することである。

速くスイングする必要はない。

ゆっくりでもいいから振りぬくという感覚でスイングして欲しいのである。

よく、インパクトで力を入れるように指導される場合があるが、人間が意識的に筋肉をコントロールするには、スイング時間やインパクト時間はあまりにも短いし、フォワードスイング中にそんなことを意識していては、余分な力が入り、力みにつながったりしてあまり良いことはない。

それよりも、フォロースルーまで一気にに振りぬけばそのような力みにつながることは少なくなる。

そんなことは意識しなくても、そのようにスイング動作を繰り返しているうちに腕の筋肉が、このタイミングで、これぐらいの力でラケットをスイングすれば良いのだということを学習していくのである。

人間は実に良くできているものであると感心させられる。

また、ストロークとは振りぬくことを意味している。

途中でごちゃごちゃ考えずに一気に振りぬく。

これがコントロールを高めるためのコツなのである。

ただし、力を抜くことを忘れないように。


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