私がアカデミーのコンセプトにあげているのは「自分」です。
「自立」と「自分で考える力」を高めることをスローガンに掲げています。
私が積極的に遠征に出たり、キャンプを行うのは、
子どもたちの「自立」を促したいからです。
「自立」とは、何でも自分で考え、自分で判断して、行動する力を身につけるということです。
極端に言えば、「
コーチは必要ない」と思えるぐらい、自分でやれる力をつけることです。
コーチという仕事をやっていると、「自分が教えてあげる」という意識も強くなります。
でも、本当の
コーチングは、選手と
コーチの「指向性」が合うことが何よりも大切です。
大学の講義などでは、「選手と
コーチが同じ方向を向く」と教えます。
教えてあげる、教えてもらうという、お互いが向き合う関係ではないということです。
コーチを頼らない、コーチは自分の力を過大評価しない、
同等の立場でともに夢を叶えようとする共同体のようなものです。
ともに同じ方向を向いています。
そんな感覚が、「強くなるため」には必要です。
だから、自分で考えない、自分で判断しない、自分やろうとしないことに対しては、
厳しく指導しなければなりません。
そのために遠征やキャンプは絶好の機会になるということです。
子どもたちは戸惑いますね。
いつもの私ではないと感じるからです。
でも、日常においてはなかなか伝えることは難しいものです。
次の遠征やキャンプでは、子どもたちはどんなことを感じるのでしょうか?
よく分かりませんね。
よく分からないから、また何度も遠征やキャンプを行います。
次の遠征やキャンプの計画も立てています。
準備は大変ですが、夢の実現のために頑張りたいと思います。
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