「自信がない」、と感じる子どもたちほど、
海外にチャレンジしてほしいと思っています。
それは、「怖い」からですね。
テニスの技量が大したことないのに、
「それで海外?」と考えてしまいます。
「もっと強くなってから」、とも思いますね。
昔、そう言って海外への遠征を躊躇した子がいます。
その時、私は
「強い子がチャレンジするんじゃない、チャレンジする子が強いんです」
と強く諭したことを思い出します。
その考えは今も変わっていません。
ギネスに登録された伊調選手が、
将棋界で29連勝の記録を打ち立てた藤井4段の感想を聞かれ、
「きっとチャレンジする気持ちを持ち続けているからですね。
14歳でそれを持てるのはすごいと思います」
と感想を述べていました。
伊調選手は、「チャレンジャー」でいることの難しさを知っているんですね。
だから、そう言ったんだと思います。
人はうまくいかないとチャレンジを忘れます。
うまくいきすぎていてもチャレンジを忘れます。
「もうこれでいいや」とか、
「これからがんばってもそんなもんだろう」、
なんて考えに偏ってしまうと、
チャレンジを忘れてしまうということですね。
それは、私も同じです。
「もうこれぐらいでいいんじゃない」、
と思い始めるとチャレンジ精神は失われ、
「今をよし」と自分に言い聞かせるように(ごまかすように)なってしまいます。
そうならないために海外に出るし、
子どもたちに出るように勧めます。
成果を求めるのではなく、
「いつでもチャレンジする自分であってほしい」、
そんな願いを込めています。
そんな考えが持てるといいなと思います。
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