そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

内弟子修行(3328)




子どもたちは、強くなることを目指して練習します。

そのためには、ただ練習すれば良いのではなくて、

強い人の「感覚」がちゃんと身についていかないといけません。

そのためのプロセスについて、ある本に興味深く書かれています。

「内弟子修業を数年続けると 、稽古していないはずの当の芸が驚くほど上達する 。

師匠からきちんと体系的に習っているはずの通いの弟子と 、段違いの腕になる 。

理由はある意味簡単で 、

生活を共にしているうちに 、師匠と 『呼吸が合ってくる 』からである 。

師匠の機嫌のよしあしや 、体調や 、空腹の度合いや 、便意までわかってくる 。

わからないと内弟子が務まらない 。

そうやって共感度を高めているうちに 、

表情筋の使い方 、発声法 、着付け 、歩き方から 、

ついには食べ物の好みや 、ものの考え方まで師匠に同期してくる 。

そしてある日 、

驚くほどに豊かな芸の土壌が自分の中にすでに形成されていることに 、

弟子は気づくのである 。」

よく言われるような「五感で感じる」とは、こういうことである。

(内弟子修行は難しいので)たくさん試合を見る、遠くに遠征に出る、

合宿を何度も経験する、ということです。

そういう経験の中で「感じるもの」は、

練習よりも価値のあるもの、

成果を生み出すものがたくさんあるということです。

だから、たくさんキャンプをします。

多くの遠征を企画します。

そういう経験の中から、「豊かな感性」を育んでほしいと思うからです。

今回の試合で負けてしまった子は、試合後に食事に行ったとき、

「体を大きくしないと勝てないから、いっぱい食べます!」

と言って、どんぶりを2杯注文していました。

きっと、この子は、これからたくさん食べますね。

(自分にとっては)体を作ることが、

強くなるためにもっとも大切なことだと感じたからです。

こうやって「感性」は磨かれていくものだと思います。

私が優れた師匠というわけではないので、

多くの芸を磨いてきた人、

テニスでいえば、世界の舞台で戦っていた人との時間をたくさん持てるように

(プレーを見ることができるように)、

そういう経験ができる(自分がその舞台に立てる)ように、

色々な計画をちゃんと実行していこうと思います。


Clip to Evernote
人気blogランキング参加中!
にほんブログ村 テニスブログへにほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
[Font & Icon]
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
「スポーツは、”愛”だと思う…」

大島コーチ

Author:大島コーチ

テニス、トレーニング、スポーツ科学など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
WORKS
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
キャンプ&イベント案内
  • テニストレーニングキャンプ案内

  • ■「テニストレーニングキャンプ20・ウィンター」
    12月28日(木)~30日(土)
    開催予定です。
    このキャンプは「向上心」や「意欲」を育てることを目的として、「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、大きな夢を持って、テニスに取り組むことができるようにプログラムされています。

  • テニスコーチングセミナー案内

  • <テニスコーチングセミナー20>
    ■本年冬に開催予定です
    ■遠方からの参加者のために無料宿泊所を用意しましたので、気軽に参加してください。
    自分のコーチング技術を磨き、自信を持って指導することができるように「テニスコーチングセミナー」を企画しました。テニス技術はもちろんのこと、コーチング論やコミュニケーション論、トレーニングに関することまで、テニスを教えるにあたって必要だと思われる内容をできるだけ広い範囲で網羅しています。

  • <ロングウッドジュニアテニス>
    無料体験レッスン受付中!(随時)

  • <レーニング科学研究所>
    トレーニング受講者募集中!


  • SNS
    Nobuhiro Oshima


    tslabo_gtnをフォローしましょう