そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

力を抜く(3387)

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正確にコントロールするためには、発揮される筋力に無駄がないほうがいいです。

ただ単にスピードを高めるだけなら、多少筋力の発揮のしかたに無駄や効率の悪さがあっても、

極端にパフォーマンスに影響を与えることはありません。

しかし、コントロールについては、数センチのコントロールミスでゲームを失うことになります。

そのために、多くの指導場面では、ボールコントロールを重視する指導が行われます。

では、どうすれば無駄な筋力を使わずに打球することが可能なのかというと、

大切なことは、「力を抜く」ということです。

ここで言う「力を抜く」とは、完全なリラックスではなく、

「力み」のない、適度な緊張状態のことを言います。

無駄な筋力とは、その多くが「力み過ぎ」にありますが、

「力を抜く」ように意識することで「力み」を防ぐことができます。

また、巧みな動作(うまいラケットコントロールや身体コントロール)を行なうには、

筋力発揮の切り替えが効率的に行われる必要がありますが、

その切り替えがうまくいくために、

(切り替わる直前に)筋肉が一瞬活動を止めることが必要であることが分かっています。

「力を抜く」ことを意識することで、

筋肉が収縮したり、弛緩したりするタイミングを適切に切り替えることができるようになるということです。

では、どのような練習をすればボールコントロールを良くすることができるのかというと、

まずは、「グリップの力を抜く」ように意識することです。

しかし、ラリー練習などで「力を抜く」ことを意識しながら打つことは難しいことです。

そのために、やさしい手出しのボールを繰り返して打つ練習が必要になります。

次は、フォロースルーにかけてラケット(腕)を一気に「振り抜く」ように打球することです。

速くスイングする必要はありません。

それほど速いスイングでなくても「振り抜く」という感覚でスイングしてください。

よく、インパクトで力を入れるように指導される場合がありますが、

インパクト時間はあまりにも短いので、その瞬間に意識的に筋肉をコントロールことはできないし、

スイング中にそんなことを意識していては、余分な力が入り「力み」につながったりします。

そのような感覚でスイング動作を繰り返しているうちに、

腕の筋肉が、このタイミングで、これぐらいの力でラケットをスイングすれば良いのだということを学習していきます

(人間の身体は本当によく出来ているものだと感心します)。

これがコントロールを高めるためのコツです。

「力を抜」くことを忘れないように!


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