そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

傾聴(3495)

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コーチは選手に「安心感」を与えることができる、というのは大切な資質になりますが、

そのためには「傾聴」と呼ばれる話の聞き方が大変有効であることが分かっています。

「傾聴」は、自己主張せずひたすら相手に話してもらう接し方であり、

カウンセリングでは日常的に用いられるものです。

コミュニケーションは言葉のキャッチボールと言われますが、「傾聴」は異なります。

自分がキャッチャーとなり、ピッチャーである相手の言葉を受け続けるイメージです。

子ども達や選手と「傾聴」で関わることの最も大きなメリットは、やはり「安心感」を与えられる点です。

人は自分の話を何でも受け止めてもらうと、

「相手にとって自分は重要な存在」と感じ、「安心感」を得られるからです。

そのためのコツとして次のようなことが挙げられています。

ひとつ目は表情です。

人は相手の表情から気持ちを察するものです。

だからこそ相手にとって、無表情や真顔は自分が思うより怖く感じられてしまいます。

眉間の力を抜き、口角を上げる、話に合わせて表情豊かに気持ちを表現する、ことなどが重要になります。

ふたつ目は気持ちの言葉を逃さないことです。

人が相手に最も分かってほしいもの、それは自分の気持ちです。

楽しい、辛い、不安、悔しい・・・こうした気持ちを受け止めてもらえた時、大きな「安心感」を得られます。

基本は相づちを打っているだけで構わないのですが、

発した気持ちの言葉だけは逃さず、「悔しかったんだな」という風に繰り返すことが大切です。

最後は意見を言わないことです。

話を聞いていれば、「それは違う」、「こうすべきだ」と感じることがたくさんあります。

しかし、その都度言ってしまえば、距離が拡がってしまいます。

そうなると指導は伝わらず、関係も悪くなりかねません。

そんな時はグッとこらえて「何故こう思ったんだろう」と考えます。

こうして気持ちや考えを引き出した上で、必要なら指導をすれば良いと思います。

ということですが、簡単ではないですね。

簡単ではない理由はまたお話しますが、

「安心感」を与えることができるコーチであろうとすることは大切、

それを忘れないようにコーチしていこうと思います。


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