そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

科学的であるということ(3533)

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私は「科学的である」という指導を目指しています。

「科学的である」ということは、科学で何でも解決するということではなく、

「科学的なアプローチ」を心がけて指導するということです。

まずは自分の「主観」や「経験」を疑うことから始まります。

疑問を持って、「本当にそうか?」という疑いを持って、

それを覆す検証結果や裏付けるものを丹念に探していきます。

でも、その裏付けを得る作業は、大変地味で面倒な作業です。

文献を探して図書館に何日も篭もるなんてことは日常的です。

実験データを整理するのは、それはもう苦痛でしかない時もあります。

波形データを1mm間隔でノギスでその高さを計ったり、

1秒に400コマものハイスピード記録できるフィルムの一枚一枚の、

身体各部の点をひとつづつ押して記録したりする作業が延々と続きます。

10日間ほど篭ると太陽が眩しくて外に出られなくなります(笑)。

食事もあまりできなくなるのでダイエットには最適です。

当時は、今より20kg以上痩せてましたね。

何よりもやっかいなのは、学会や論文に発表することです。

批判されるために多くの人の目に触れることをわざわざするのですから、

研究者はアホの集まりなのかと思いました。

今も少なからずそう思っています(笑)。

でも、そういう姿勢を持って、深く検証していく、

それが「科学的なアプローチ」ということです。

今はネットで何でも情報が手に入るので、

自分の都合の良い情報を集めて検証することもできますが、

それに伴う地道な作業がなくて、人の批判を避けていて、

本当に「科学的なアプローチ」となるのかというと、そうではないと思います。

「科学的なアプローチ」で何でも解決できるとは思いませんし、

それが「絶対のもの」ではありません。

でも、自分の「主観」や「経験」は間違っているというところから始まり、

深く検証されてものでなければ、それは「科学的ではない」、

そういう信念を持って指導していこうと思います。


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