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この前、トレーニングを見ていて気付いたことですが、
子どもたちは「うまく体が使えない」と感じます。
筋力が足りないのはもちろんですが、
何て言うのかな、
しなやかさが足りないとか、芯がないというか、
肚(ハラ)が使えないというのか、
古来から伝わる身体操法の動きや、
人間が本来持っているべき感覚が備わっていないと感じるのです。
きっと、昔の子のように(私?)、
木登り、死に物狂い(笑)の鬼ごっこや缶蹴り、
などで自然と身についてきたことが、
足りていないんじゃないなかな?
と思います。
前のブログにも書きましたが、
人はちょっと無理をすることでその能力を伸ばします。
危険なことや無茶なことを排除しすぎると、
その機会は失われますね。
「野生」が失われると言ってもいいです。
イチロー選手は、(安全なジムなどで)筋力トレーニングばかりに励む選手に、
「だってライオンはトレーニングしないっしょ!」
と非難していますが、
それは、
「そんなところで筋肉を鍛えたって、野球はうまくならないよ」
と言っているように聞こえます。
野球がうまくなる身体はそうやって作っていくものではない、
私もそう考えて野球のトレーニングを指導しています。
「野生」に帰るために、サバイバルの訓練でもしますか(笑)。

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