そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

引退に思う(3694)

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ちょっと前に目にした

「なぜ日本スポーツにだけ、「引退」が存在するのか?」

という記事にはとても考えさせられます。

その中で、

「プロスポーツではないアマチュアスポーツに「引退」という概念があるのは日本だけである」

というのは驚きです。

その理由として、

「多くの日本人にはスポーツを「期間限定で(学校で)一生懸命取り組むもの」という意識が根強い。

これは、明治初期に日本でスポーツを普及させてくれた外国人たちが“教師”であったため、

学校を中心に展開されてしまい、

スポーツと体育を同一視してしまったことが大きい。

結果、日本では学校以外の場においてスポーツが発展する道は著しく狭まれた。」

とあります。

これは多くの人が感じているのではないでしょうか。

私の周りにいる子どもたちも、高校の部活動を「引退」し、

その競技をやめていく子は多いです。

また、

「一つの競技にしか没頭できず、一人の全権監督を相手にする部活環境の中では、

外と比較するもの(機会)が足りない。

部活動が日本同様に盛んな米国では、

指導者をあえて外部指導員にして子どもたちと接触する大人の数を増やしたり、

他競技をプレーさせる中からアイディアを創造させるようにマネジメントをしている。

一つの競技だけではなく他の競技のチームメイトと時間を過ごさせることは、

体罰等のリスクマネジメントにもなるようだ」

と書かれているように、

ひとつの競技を行う時間、部活動の時間が異常に長いことも「引退」の意識を高めているようです。

そして、

「学生のアスリートたちが発する不可思議な「引退」という言葉は、

スポーツの本質からかけ離れている。」

と指摘しています。

私は「いつまでもテニスを続けてくれること」を願っていますので、それは強く思います。

競輪の選手を指導している関係で、何度か競輪を見に行ったことがありますが、

そこで60歳の現役選手の走りを見たことがあります。

競輪のような肉体を酷使する激しいスポーツで、

孫のような20歳そこそこの選手と一緒に競う合うのは驚きです。

しかも、その人は全日本のチャンピオンにもなったことのある選手で、

そうした経歴を持つ選手が、

最下のレベルでの戦いに今も現役でいることに感銘を受けたものです。

また、鈴木貴男プロから

「心と体がプレー出来る状態である限り戦わせて頂きます。」

とコメントを頂きました。

私はこれが「スポーツ」だと思うんです。

そして、たとえプロではなくとも、

それをずっと続けていくことに「スポーツの本質」があり、

「スポーツの素晴らしさ、美しさ」があると信じています。

多くの子どもたちがずっとテニスを続けてくれることを心から願います。


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