そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

「負け審」について思う(3703)

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コーチは「観るのが仕事」なので、

今まで、日本だけではなく、海外の試合を含め、

本当にたくさんの試合を観てきました。

その中で、日本独特のシステムを不思議に思うことはたくさんあります。

それは、ちょっと前にも書いたように、

「多くの日本人にはスポーツを「期間限定で(学校で)一生懸命取り組むもの」という意識が根強い。

これは、明治初期に日本でスポーツを普及させてくれた外国人たちが“教師”であったため、

学校を中心に展開されてしまい、スポーツと体育を同一視してしまったことが大きい。

結果、日本では学校以外の場においてスポーツが発展する道は著しく狭まれた。」

ということもあるでしょうが、

「スタンダード」からかけ離れている以上、

本来ならばそれに近づけていくように是正されるべきものですが、

どうもそうではないようです。

今、各地で高校生の戦いが繰り広げられていると思いますが、

この高校生の戦いがもっとも「変」だと感じます。

いくつも日本独特の「変」なことはありますが、

その中で「負け審」はどうなのかな?

といつも思います。

「負けたら審判ね」は、「負けたら走ってこい!」と何が違うのかな?

とも思うし、そもそも高校生諸君は、あまりルールを知りません。

ひょっとして「オーバールール」なんて言葉も知らないし、

「ソロチャアアンパイヤ」の権限についてもよく分からなと思います。

特に今時の子どもたちは、あまり試合を観ないし、

ルールを覚える機会もあまりないので、

(ただ座っているだけの)審判をする意味はあまりないと思います。

それに、試合に負けて悔しくて泣いている子だっていますよね。

それでも審判台に登らなくてはいけないのは、

これはちょっと可哀想です。

コーチだって、試合が終わった直後に、

それも負けてしまった後の試合については思うこともたくさんあって、

アドバイスが大切だと感じているはずです。

その時間を取り上げられてしまいますね。

海外ではどうなんでしょう?

もちろん、「負け審」なんて見たことはありません。

外国人がそれを見たらきっとびっくりしますね。

高校生の大会が特別、それは高体連という特別な組織が運営しているので、

ルールもシステムも独自、それは認めてもいいです。

でも、それがテニスの「スタンダード」であると思ってしまうのは、

ちょっとおかしいです。

まあ、そういう文化があるので、それを変えていくのは難しいと思いますが、

運営する先生方もテニスの「スタンダード」をよく知って、

何かを変えていこうとする機運が高まるのを期待するし、

何よりも高校生諸君の戦いは熱い気持ちで応援します。

気合いで頑張れ!


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