そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

科学的なことに目を向ける(3711)

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「スポーツ科学」はあまりあてにならない、と書きましたが、

「スポーツ科学」を全部否定してしまうのは困ります。

まず、知ってほしいことは、

「スポーツ科学」の研究の現場はかなり過酷だってことです。

どんなことやってるのか興味ありますよね?

ほんと、大変なんです。

例えば、筋肉は脳からの電気の刺激によって動くので、

運動中の筋肉の働きを調べるために、

筋電図なんていうものを測定したりします。

その電気信号を測定するために、

電極を筋肉の中に埋め込んだりするんです(痛っ!)。

また、電極を皮膚の上に貼る場合もあって、

その時は、まず毛を剃り落として、

その皮膚を紙やすりでこすって(ひゃあ~)、

アルコールで拭き取ってから(痛痛痛っ!)貼り付けたりします。

オールアウトなんて実験もあります。

「もう無理っ!」っていうまで走り続けて、

その時の呼吸の働きを調べたりするんです。

もう死ぬ思いです。

何日も分析室にこもるなんて当たり前です。

何日も太陽を見ないで過ごします。

プログラムが上手く作動しなくて、頭に血が上り、髪が抜けます(笑)。

実験のデータを全部否定されて、初めからやり直しなんてこともあって、

気が遠のいていきます。

「そんなことまでしてどうするの?」、と思われるかしれません。

でも、知りたいんです。

自分が(今、この時に)理解していることだけではなく、

「これはどうなっているやろう?」とか、

「なんでこうなるんかな?」というような探究心に支えられてがんばるんです。

また、「この研究はもっと良いものを見つけるためにきっと役に足立つ!」

という使命感のようなもの燃えていたりするんです。

だから、必死になって実験を計画し、データを集め、

分析し、やっとの思いで論文を仕上げ、

(私の場合は)それを実際の指導に役立てるために、

どう解釈するのかというとに頭を悩ませ、

うまくまとめて(できないことも多いですが・・・)、

テニスの雑誌に載せてもらったりするんです。

簡単じゃないです。

それが報われることも少ないです。

でも、理解が深まれば、きっと指導に役に立つ、

そう信じてがんばるわけです。

だから、「科学なんて役に立たないね」と否定するのではなく、

様々な知識が積み重なることで、指導に役立つヒントがたくさんになる、

そう考えて、コーチのみなさんも科学的なことに目を向けてほしいなあと思います。

「科学的な思考」というのは、思い込みをできるだけ取り除くということです。

ある方は、

「分かるために論理や科学を積み重ねてたどり着く」

と言っています。

そうあろうとをすることは大事ですね。

私もまだまだ勉強です。


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