
キャンプはお盆休みの時に行うので、
帰省した卒業生たちが何人か遊びに来てくれます。
まあ、
夫婦喧嘩して、居場所がないので来るという人もいますが(笑)、
卒業してもクラブを訪ねてくれるのは嬉しいことですね。
また、
テニスコーチという仕事していると、
仕事柄(?)、結婚や恋愛の相談もしたりします。
最近は、卒業生たちもお年ごろになって、
結婚や出産の報告も多くなってきましたね。
今年のキャンプには、2人が結婚報告に来てくれました。
そんな時にする話は、決まって2つです。
ひとつは、「神様の贈り物」を信じてほしいということです。
スポーツは苦しいことの方が圧倒的に多いです。
特に
テニスは孤独な戦いを強いられ、
大変ストレスの多いスポーツです。
だから、多くの子どもたちが早い時期に
テニスを辞めていきます。
でも、それを超えてきた人は、
神様が「贈り物」をくれるということです。
本当に信じられないことが起こる、
それを信じてほしいと思います。
結婚は、夢のようにバラ色で幸せ、
というよりも、苦しいことのほうが多いかもしれません。
でも、スポーツを、
テニスを本気でがんばった人は、
苦しい時にこそ「贈り物」があることを知っています。
それが、何かは分かりませんが、
人の優しさに対する気づきであったり、
感じる愛だったりします。
それを大切な「贈り物」として、
「感動する心」を持って受け入れることができる、
テニスはそうした「感性」を育んでくれるんだと思います。
もうひとつは、
「パートナーシップ」の大切さを学ぶということです。
テニスを頑張ってくると、
きっと人にテニスを教えることがあると思います。
思ったようにいくことはあまりありません。
そんな時に、ストレスを感じて感情的に振る舞ってしまうと、
大切な関係が壊れてしまうこともあります。
私は、長年、
コーチとして指導してきましたが、
もっとも大切にしているもの、
それが「パートナーシップ」です。
子どもに対しても、「パートナー」として接するということです。
相手を「自分のもの」として扱おうと思うと、
それがうまくいかないとイライラします。
そんな時は、ほんのちょっとのことで感情的になります。
でも、ともに人生を歩む「パートナー」と考えたらどうでしょう。
きっと、多くのことは我慢できます。
きっと、ちゃんと自分の意見を理解してもらおうと、
はっきりと主張できると思います。
お互いの理解が深まれば、思い違い、スレ違いは少ないですね。
そんな考え方を
コーチになって持てるようになりました。
だから、私はカミさんと一度も喧嘩をしたことがありません。
カミさんの生き方を尊重し、
「パートナー」として支えようと考えるからです。
これから共に歩む「パートナー」に巡りあい、
自分自身の人生を豊かにするために、こうした考え方が大切です。
そう説いてきました。
きっと、これからもそれは変わりませんね。
幸せがずっと続くように願います。おめでとう!

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