
バレンシアは、気温が27度を超えて、真夏の日差しです。
人間の身体は不思議なもので、暖かい時の方が断然動くようになります。
子どもたちもいい動きが多かったように感じます。
でも、まだちょっとしたことに動揺し、集中力を欠くことも多いですね。
それをどれくらい「続ける」ことができるのか、が鍵になります。

ここでは、ディレクターのパンチョコーチや
太郎のお父さん、お母さんと話す時間も多いですが、
私を含め、皆さんが共通して考える「強くなるためにもっとも大切な資質」は、
「続ける」才能です。
この前のアカプルコで錦織選手に勝ったフェレール選手も、
ダニエル太郎選手も、この才能があったからこそ、
世界の舞台で戦い続けることができます。
どんなに身体的、技術的に優れた資質を持っていても、
自分のできること、すべきことに対する集中力、
自分を追い込み続ける才能がないとそれを充分に発揮することはできませんね。
ここは、そんな二人が練習を続ける場所なので、余計に強くそう感じます。
自分の才能や資質を疑うことは多いです。
それをどれくらい信じ「続ける」ことができるのか、
この遠征で、そんな思いを深めることができればいいなと思います。

昨日は、昼の休憩時間に世界的にも有名はバレンシアの「火祭り」を見に行きました。
すごい人の数と、爆竹と花火の炸裂音に圧倒されましたが、
大きな音を出すことで、元気を高め、
生きるエネルギーのようなものを高めることができるように、
という意味があるそうです。
子どもたちも元気を高め、最後の練習を気合いで我慢ほしいと思います。
- 関連記事
-
スポンサーサイト