
今週と来週は、インターハイ出場を決める戦いがあります。
きっと、すごく緊張しますね。
特にインターハイ予選は、
高校3年生にとっては「高校生最後の」という思いが強いので、
「ここで頑張らなければ!」とか、
「ここは絶対勝たなければ!」
と思いすぎてしまうからです。
自分の手に入れたいものや望むべき成果をどうしても手に入れたいからです。
このような目標を「達成目標」と言いますが、
こういう目標を持つことは、大きな原動力になるので大切なことですが、
それは、自分だけの力だけではどうしようもないこともあるので、
がんばっても手に入れられないことはあります。
それが怖いんですね。
この「自分だけの力だけではどうしようもない」ことは、
「恐怖」を大きくしますので、
できるだけ「自分の力でできること」に焦点を当てることが大切になります。
試合において、「自分の力でできること」はたくさんあります。
まずは、「準備」です。
試合に入る前に、ラケットなどの道具やグリップテープの状態をチェックします。
クルム伊達選手が、試合前にグリップテープを何度も何度も巻き直して、
自分の手にしっくりくるように調整している動画がアップされていました。
単に道具の調整という意味ではなく、
こうしたことに意識を強く向けることで、
ちゃんと「心の準備」もしているということです。
きっと、試合が怖いからですね。
それは、トップのプロ選手でも、みんなも同じだということです。
だから、ちゃんと「準備」をします。
もちろん、試合前のアップは、身体にも心にも大切な「準備」です。
試合では、「勝つために必要なことを当たり前にやる」ことを意識します。
「勝つためにやれること」はたくさんあります。
「声を出す」、「しっかり構える」、「ガッツポーズをする」、「間をとる」・・・
などなどです。
「恐怖」に心が支配されると、やるべきことを忘れます。
忘れていると、「恐怖」はどんどん大きくなります。
そうやって、みんなの力を奪っていきます。
そうならないために、
「勝つために必要なことを当たり前にやる」、
それを「忘れないでやる」、
ということです。
簡単ではないですね。
人間の心は脆いからです。
そんな時は、私の方を見て下さい。
コーチの顔を見ると、
その忘れていたものを思い出すかもしれません。
少なくとも、下を向いて、うなだれているよりは、頭もすっきりするはずです。
そうやって、自分の力を振り絞って戦う姿をちゃんと見ようと思います。
気合いで頑張れ!

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