そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

先輩後輩(3153)

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高校の「部活動」を指導し始めて、今日が2回めの指導です。

まだ、みんなと十分にコミュニケーションがとれているわけではないので、

多少の緊張感のようなものもありますが、

久しぶりに「部活動」という環境に触れて、

ちょっと懐かしい感じがしたりします。

なので、日本における「部活動」について考えてみました。

日本の「部活動」におけるもっとも特徴的なことは、

「先輩後輩」がある(相当に明確に)ということです。

昔、ダニエル太郎のパパと高校生の試合を見ていた時に、そんな話しになりました。

「後輩」はすべての「先輩」に対して挨拶し、

「先輩」のために尽くし、

「後輩」が基本的にすべての準備をします。

そんな光景が珍しいと言います。

アメリカにはないということですね。

こういう習慣(?)は軍隊的で、それが体罰を生むというような批判もあって、

徐々に形を変え、衰退しているようにも思いますが、

実は、こういう「部活動」の形は「日本人らしさ」を作っているかも、

と思うことはあります。

確かに「先輩」は面倒な存在です。

自分の自由を奪う厄介な存在です。

当然、いないところでは批判したくなりますね。

私も、陰では、それはもうむちゃくちゃ言いまくりです

(表だったら大変なことになります(笑))。

でも、そういう「窮屈な世界」はどこにでもあります。

家の中だって、親はそういう存在かもしれません。

クラブではコーチもそうかもしれません

(そうならないように努めますが・・・笑)。

社会に出れば、上司との関係はそのものズバリです。

そういう「世界」にあって、

「自分」ばかりを通そうとすると、うまくいかないことは多いと思います。

「自分の思うようにならないことばかり」が当たり前だということです。

多くの人間は、「理想の世界」を描く時、

「自分の思い通りになる世界」を思います。

でも、そういう「世界」が、幸せなのかというと、

決してそうではないと思います。

権力を持ち、自分の自由が大きく許されるようになった国家指導者が、

その地位を奪われることを極端に恐れ、

人を信用できなくなり、

批判に怯えながら失墜していくことはたくさんあります。

きっと幸せではないですね。

これはちょっと大げさですが、

何でも許される中にあるよりも、

「窮屈な世界」にあって、

その中に自分の「存在価値」のようなものを見つけられることが大切で、

「それ」が見つけられると、他人に優しくできたりします。

これが「日本人らしさ」を作っていくのかなと思います。

アメリカでも、社会に出れば、上司との関係など、

「先輩後輩」の関係にならざるを得ないとは思いますが、

日本人は、「部活動」を通して、早い時期にそういう訓練ができるということです。

まあ、でも、「部活動」は、

「先輩」にとっても「後輩」にとっても嫌なことはたくさんあるわけで、

そんな「先輩後輩」たちの不満の聞き役をやってあげようなかなと思います。

私に対する不満はなしでお願いします(笑)。


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コメント
No title
コメントありがとうございました。娘は卓球部に入部しましたが、娘の話しから昔とかわらず先輩と後輩はすごいです。敬語は最初とまどってましたが慣れて、毎日、朝練、夕方練習、土日、ひたすら、外周と素振りと球ひろいで、前まで30分はうててたのに、きっと先輩たちが中1は、先生とコーチに夏までボールをうたせてもらってないって言いまくったんだわー、あー、先輩ってうっとしいって愚痴ってます。親からすると毎日何をやってるのかーって思いながら、社会勉強と思えばいいですね。テニスクラブがめぐまれた環境って知ってくれてよかったと思います。とにかく、タモでボールひろいすながら卓球はドライブはいいけど、カットでねらえば、絶対、先輩たちに勝てるかもって感じで、テニスだとスライスみたいな感じで、カットを覚えるっ絶対カットをマスターするって、テニスのレッスンにいって、まちの時にテニスラケットとボールでひたすらカットの練習してるーって、どうしたものか・・・。あの子にってってテニスは楽しみなんだろうけど、もう少し真剣にって思いながら、レッスンは、マジ真剣にやってるから、誰に文句は言われることはないって、本当に練習はしてるし、卓球素振りにあきたら、テニスの素振りにかえてるしって言われ私も愚痴るとこがなく、また書き込んでしまいました。申し訳ないです。
2015/06/12(金) 12:50 | URL | どうしたものか #-[ コメントの編集]
No title
確かに部活動は「窮屈」ですが、そういう「窮屈な世界」からはたくさん学ぶことがあります。ただ過ごす学生生活よりも、きっと何か得るものがありますね。気合いでがんばってください!
2015/06/12(金) 16:45 | URL | 大島コーチ #-[ コメントの編集]
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