そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

緊張感(3205)

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「緊張感を持つことが大事」はその通りですが、

どうやって「緊張感」を保つのか?

は難しい問題です。

もちろん、過ぎてはいけないので、適度な、ということになりますが、

どの程度が適度なのか、を測ることもできないので定義はあやふやになります。

子どもたちは放っておくと、「楽しい」ことに流れていきますので、

「緊張感」を保つことはできません。

一番簡単な方法は、コーチや監督、顧問の先生の「強制力」です。

これはなかなか強力な方法ですが、

指導する側に「信念」がないと、単なる「強制」となって、

反感も大きく、良き指導に結びつかないので問題です。

でも、ある程度は駆使しないといけないので、

「嫌われることは仕方がない」、

「ここはどうしても理解してもらわないといけない」

という「信念」に基づいて、叱ったり、怒ったりする必要もあるわけです。

これも、「緊張感」と同様に、過ぎてはいけないので、

適度な、が大切になりますが、

きちんと程度を測ることはできないので、指導者の「経験」と「信念」によるわけです。

こうやって考えると、いかに「緊張感」を保つことが難しいのかが分かります。

理想を言えば、そうした「強制力」のようなものを自分自身で持ち、

それをずっと続けられるとても強い精神力が必要になります。

イチロー選手は、プロ野球選手を目指す子どもたちに、

「楽しいからという理由でプロ野球選手を目指すというのであれば、おすすめはしません。

決して楽しくはないです。」

と言っています。

これは、「楽しい」という気持ちでは、

自分の能力を発揮する「緊張感」を維持できないことを言っています。

そして、その「緊張感」を維持することはとても大変で、

それを続けることはもっと大変で、

そうした「覚悟」を持ってプロの道に進まなければならないと説いています。

よく試合前に、「楽しんでおいで!」と声を掛ける場合がありますが、

本当に力を発揮しようと思えば、

「楽しい」という思いを持つことはありません。

結果、「楽しかった」と表現することはありますが、

試合を心から「楽しむ」ことはないということです。

大切な試合であればあるほど、

「緊張感」は「楽しい」を凌駕していきます。

それがスポーツだということです。

では、どうすればいいのか?

それは「ただ全力を尽くす」、

そのことだけに「意識」を向けることです。

いつもそう考えることです。

もちろん、簡単ではありません。

だから、時には「強制力」も発揮しますが、

自分自身で「それ」を作り出せる、そんな選手に成長してほしいと思います。


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