そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

より良い環境とは?(3207)

DSC_9877.jpg


私たちコーチの大きな仕事のひとつは、より良い「環境作り」にあります。

でも、どんな「環境」が良いのかはよく分からないことが多いです。

例えば、豊富にボールがあることはいいのかというと、

もちろんそうですが、ボールを雑に扱うようになるかもしれません。

コーチがきちんと指導するということは成長には不可欠ですが、

「自分で考える力」を奪うかもしれません。

きちんと体系化されていないトレーニングは非効率的ですが、

何ごとにも「耐える根性」を高めるかもしれません。

私が初めて読んだテニスの専門誌は、

テニス百科」というちょっと分厚くて、大判の本です。

確か学研から出ていたと思います。

今も倉庫には保管してあります。

その本には、柳川高校の練習とトレーニングに関する特集記事がありました。

表紙の写真は、両手を前に突き出して、

必死の形相でうさぎ跳びをする写真で、すごく印象に残っています。

練習の内容も私たちがやっているものとは大きく違い、ただただすごいと感じました。

その後、知り合うことができた福井さんや、植田さんからも当時の様子をお聞きすることができましたが、

それはもう「過酷」の一言です。

ある卒業生は、寮のことを「監獄」と呼んでいました(笑)。

でも、福井さんや植田さんと話をすると、

「過酷な環境が人を作る」んだなと思います。

人に対する思いやり、何ごとにも耐える力、磨かれる信念・・・

そんな、人にとって大切なモノを過酷なスポーツを通して身に付ける、

そんな「環境」がいいのかもしれません。

実際には、本当に過酷な状況なので、それがいいのかどうかはわかりませんが、

「耐える力」を作るのは事実です。

子どもたちにとって、「これはいだろう」と考えることは、

実はもっとも大切な「耐える力」を低めてしまうかもしれない、

いつもそれは考えます。

正直、どんな「環境」がいいのかは分かりませんが、

私が指導のスタンスとして大切にしてる、

「押し付けない」、「強制しない」、「自分で考える力」、「自立」

がうまく育まれる「環境」を作るように努めていこうと思います。


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