そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

志向性(3239)

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この前、高校の指導に行った時、

「自分が強くなるために必要なことを5つぐらいあげてください」

という課題を与えてみました。

でも、これができない子がいます。

これができないということは、

「自分が強くなるために何をすべきなのか?」

という課題が明確にならないので、なかなか次のステップにはいきにくいですね。

なぜできないのかというと、

テニスに強い「興味」や「関心」がないからです。

テニスに対する「志向性」が薄いと言ってもいいと思います。

「志向性」とは、

「人間の意識が外部の世界の何かに対して注意を向ける能力」

と定義されますが、

テニスに注意が向けられていない、

ということですね。

だから、テニスに関する「知識」があまりありません。

グランドスラムの試合をほとんど見たことがありません。

これは、特に女の子に多い傾向です。

でも、テニスにはあまり「興味」や「関心」がなくて、テニスことはあまり知らないのに、

ジャニーズのことならなんでも分かる子もいます(笑)。

「志向性」がそのことに向いているからですね。

それを何とかテニスの方へ向けられたら、

きっと今よりもテニスは強くなると思います。

子どもたちは、そのことを知っています。

だから、先の課題を集計してみると、

「知識」と「気持ち」を挙げる子が多いです。

今より少しでも「テニスのことを知ること」が大切であることを何となく分かる、

ということですね。

人間は「興味」や「関心」がないと行動しません。

「志向性」もずれていきますが、

一旦、引退してカムバックした選手は、

この「志向性」がずれないので、「強さ」を発揮することができます。

カンバックしてから全日本の決勝まで進んだ佐伯選手、

もちろん、クルム伊達選手、ヒンギス選手もそうです。

引退を決めた時は、テニスに「興味」や「関心」が薄くなって、

ストイックに追い込んでいくことができなくなったと思いますが、

テニスから離れ、その魅力を再確認し、もう一度元の場所に戻ってくると、

もう「志向性」はずれないので、自分の力を発揮する可能性が高くなります。

子どもたちには、そういう強い「志向性」を持ってテニスを頑張ってほしいと思います。


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