
試合に勝つために「打ち込み」の練習は大切です。
でも、子どもたちの練習を見ていると、
この「打ち込み」の練習ができていない子が多いです。
「打ち込む」と言うぐらいですから、「何か」を「込める」わけですが、
その「何か」とは、「気持ち」です。
「このポイントを絶対に取るんだ!」という「気迫」です。
それがないと、そのショットは有効には働きません。
時には素晴らしいエースになる場合もあるでしょう。
でも、「気」が「込められていない」ショットには、あまりプレッシャーを感じません。
試合には「流れ」があって、その「流れ」に従ってポイントが行き来します。
もちろん、自分の方に「流れ」がある方がポイントを取る確率は高く、
ラッキーショットが生まれることも多く、結果勝つことが多くなりますが、
そのためには相手のプレッシャーを大きくすることが必要で、
そのために大切なことが「打ち込む」ということです。
昔、先輩に頼まれて「打ち込み」の練習を手伝ったことがあります。
その人は、2時間ぐらいひたすらに打ち込んで、
その後で平気な顔でランニングに行きました。
その「打ち込む」姿勢に圧倒されて時間を忘れるほどですが、
球出しだけでめちゃ疲れましたね(プレッシャーを受けていたということです)。
「打ち込み」というと、いつもその時のことを思い出します。
その先輩は、大学から
テニスを始めて、ジャパンオープン出場まで果たしました。
まさに「気持ち」の入った練習続けることができた、ということです。
子どもたちにもそんな「意識」を持って練習してほしいと思います。
相手がどんなショットにプレッシャーを感じるのかをいつも考えて、
ちゃんと「気持ちを込める」ということですね。
そういう練習が成果を生むということを信じて頑張ってほしいと思います。

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