そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

子どもの人生(3745)

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テニスコーチにとって一番悲しことは、

子どもたちがクラブを替わっていくことや、

やめていくことではありません。

それはテニスをやめてしまうことです。

やめてしまう原因はたくさんありますが、

大きな原因として親の過剰期待や過干渉があります。

私も二人の娘がいますので、期待する気持ちや、

自分の力でやってあげたいという思いから、

つい干渉が過ぎてしまう、というのは分かります。

でも、それをぐっとガマンすることが大切なんじゃないかなと思います。

子どもは成長します。

そして、自分の世界を作って、だんだんと大人というか、

人としての考え方ができてきます。

でも、親にとっては、いつまでも「子ども」なんですね。

小さい頃に自分にすがってくる我が子ほど可愛いものはありません。

自分が本当に必要とされていると実感できます。

でも、それは「いつまでも」ではありません。

この前、「受け入れる」ということを書きましたが、

親がこれができないと、

いつまでも子どものままであるように関わってしまいます。

これが、子ども気持ちを窮屈にしてしまう大きな要因ではないかなと思います。

子どもが成長してきたことを「受け入れられない」と、

それが双方にとっての大きなストレスになることも多いかと思います。

だから、私はいつも「積極的受容性」の大切さを説きます。

子どもの成長を考え、過干渉や過剰期待をせず、

子どものあるがままを受け入れ、それを認め、

何か必要とされれば、できることを全力でやってあげる、

というような考え方です。

一番いけないのは、子どもに自分の理想を投影してしまうことです。

子どもは子どもの人生です。

自分とは違う、という認識が必要です。

そうやって、自分の子どもという意識から、

一人の人間として関わるという意識への変化があることで、

テニスをずっと続けられる可能性は高くなります。

それでもテニスが嫌になってやめてしまうこともあるでしょう。

でも、自分の意志でやめることを決断するのであれば、

それを受け入れてあげればいいと思います。

何事も子どもの人生、

私はそんな考え方を持って子どもたちと関わっていこうと思います。


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受け入れる(3744)

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環境の変化に弱い人はいます。

風が強い、コートサーフェイスが違ったり、状態が悪かったり、

暑かったり寒かったり、

テニスは(基本的に)自然の中で行うものなので、

環境は大きく変化します。

そんな時に、

「今日は風が強いからうまくプレーできない」とか、

「コートが悪いから気になってプレーできない」

というような気持ちが強いと、

きっとうまく自分のプレーはできないですね。

気持ちは分かります。

誰だって、自分の思うような状況でプレーがしたいですね。

でも、それは変えられません。

だから、それを嘆くよりも「受け入れる」ことが大切です。

私の好きな言葉に、

「神よ、変えることのできるものについて、

それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、

それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、変えることのできるものと、

変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。」

という、神学者ニーバーの言葉があります。

「変えることのできないものについては、

それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。」、

これがまさに「受け入れる」ということです。

さらに言えば、変えられないものに対して、

「どうして?」という悲観的な考えではなく、

「どうすれば?」という前向きな考え方が持てるようになるということです。

簡単ではないですが、

鈴木貴男選手や松井俊英選手のように、

長く現役を続けている選手は、

きっとこういう「考え方」ができています。

そういう選手の言葉から学ぶことは多いと思います。

力が衰えていくことは仕方ない、

でも、その中でやれることやってやろう、

という前向きに気持ちに支えられて、

きっとこうすればもっとうまくなれるだろう、

という向上心や探究心が高く、

いつもでもやれるという自分を信じる信心の強さを身に付けてけています。

これが「受け入れる」ということで、

選手としても人間としても、一番強い「考え方」なんじゃないかなと思います。

強くなるためのエネルギーは、ものの「考え方」によって大きく違ってきます。

多くの子どもたちが、

そんな強くなる「考え方」が持てるようになればいいなと思います。


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理解を深める(3743)

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年末に行う「テニストレーニングキャンプ20・ウィンター」は、

定員に達して募集締め切りとなりました。

多くの子どもたちが参加してくれて、嬉しく思います。

20とあるように、このトレーニングキャンプも20回目の節目を迎えました。

夏と冬に開催していますので、もう10年ぐらいになると思います。

こうしたキャンプをやろうと思ったきっかけは、

私が関係していた遠方のクラブの子どもたちの指導を、

たくさんの時間を掛けて行いたいということからです。

それまでも、時々私が出かけていって指導することはありましたが、

テニスの練習を含めて、ちゃんと見てあげたいという思いがあったからです。

それと、大変向上心の強い子どもたちが多かったので、

そういう子どもたちと一緒に練習することは、

私のクラブの子どもたちにも良い刺激になると考えました。

キャンプで心がけていることは、

「ちゃんと理解する」ということです。

キャンプでは、毎回テーマを決めていますが、

今回は「動きのスピードを高める」です。

なぜこうしたテーマを決めるとのかというと、

そのテーマに沿った練習を段階的に、

時間を掛けて練習することで理解が深まるからです。

もちろん、ひとつひとつの練習について、

「なぜ、この練習をするのか?」、

「なぜ、このトレーニングが必要なのか?」

をちゃんと説明します。

理解が深まることで練習に対する集中力が高まるし、

自分の課題が明確になります。

それを大切にしているということです。

それに、違うクラブ子どもたちが集まって、

長い時間をともに過ごすというのもいいですね。

友だちになります。ライバルになります。

こうやって子どもたちの「テニスの世界」が広がっていきます。

キャンプに参加してくれた子どもたちの中には、

一緒に海外遠征に行った子もいます。

キャンプがそのきっかけになったということです。

夏の暑い時や、冬の寒い時に一日中指導するのは、

年老いた体(笑)にはちょっときついですが、

たくさんの子どもたちが、

ちょっと緊張した様子でがんばっているのを見るのはいいもんです。

最後は笑顔で「いいキャンプだった!」と言ってもらえるように、

気合いでがんばろうと思います。


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「テニストレーニングキャンプ20・ウィンター」の募集締切

テニストレーニングキャンプ20・ウィンター」は、

好評につき定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。

多数申し込みいただきありがとうございました。


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感情と涙(3742)

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私は涙もろい方です。

ちょっとした映画やドラマでも泣いてしまいます。

昔、デートで映画を見ていた時、泣きそうになって隣を見たら、

(彼女が)平然としているのを見て、ちょっと恥ずかしくなりました。

そんな話を子どもたちとしていた時、

映画やドラマを見て泣いたことが一度もない子がいて驚きました。

「お前は人間か?」とツッコミましたが、

そういう子が何人もいて、ちょっとびっくりです。

ものごとに感動する心というのは、

モチベーションやストレスの解放とも関係あるので、

そうした感情を持つ方が良いと考えることは多いです。

スポーツでは、「熱血」という言葉があるように、

血たぎる熱い思いを持っていることが重要視されますね。

誰もが松岡修造さんのように熱い人間だとちょっと怖いですが(笑)、

それは大切な感情だと思います。

でも、単に情熱的であることだけが、

その人のパフォーマンスを高めることではないようです。

「クール」と言われるように、

冷静に少し距離を置いて状況を判断できる能力が、

人の能力を高めるからです。

イチロー選手やサッカーの中田選手なんかはそんな雰囲気でプレーしてますね。

それに、映画やドラマで泣いたことがない、

と言う子どもたちは練習に対する集中力が高いと感じるし、

試合中に泣いて我を忘れることはないようにも思います。

大切なことは、自分にあった感情のレベルを保つということです。

性格や育ってきた環境にもよるので、

どのラインが自分の適正にあっているのかは分かりませんが、

熱血とクールの間のどこかに、

自分のパフォーマンスが高く発揮されるポイントがあるはずです。

誰でも松岡修造ではないという感じですね(笑)。

スポーツでは、この熱血とクールの真ん中をゼロとすると、

少し熱血寄りが良いとされています。

熱い心を持ちながら、冷静に自分をコントロールできる、

そんな感じですね。

でも、一緒に見ている映画で、

私だけがおいおい泣いているのは超かっこ悪いので、

その時は一緒に泣いてくれる子が良いかなと思います(笑)。


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「スポーツは、”愛”だと思う…」

大島コーチ

Author:大島コーチ

テニス、トレーニング、スポーツ科学など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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  • テニストレーニングキャンプ案内

  • ■「テニストレーニングキャンプ20・ウィンター」
    12月28日(木)~30日(土)
    に開催します!
    このキャンプは「向上心」や「意欲」を育てることを目的として、「意識が変われば世界が見える」をスローガンに、「Hard on yourself・・・どこまで自分に厳しくなれるのか」をキャンプテーマに、大きな夢を持って、テニスに取り組むことができるようにプログラムされています。

  • テニスコーチングセミナー案内

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