そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

続けるという訓練(3634)

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色々なことを試してみることは大切です。

「感覚」を高めたり、「選択の力」を高めるために必要なトレーニングだからです。

でも、どんなトレーニングでも練習でも、

「続ける」ことができなければ何も変わってきません。

色々なショットを練習することの利点のひとつは、楽しいからです。

今まで自分のやってきていない練習なので、

新鮮味があったり、興味や関心が高いので楽しく集中してやれますね。

でも、すぐに飽きてしまいます(笑)。

なぜなら、我慢して「続ける」という「訓練」が足りないし、

そもそもそういうことが嫌いです。

もちろん私もです(笑)。

でも、本当に力をつけるには、その「訓練」を避けては通れません。

私が毎朝早く起きるのは、そしてブログを書くのは、その「訓練」です。

自分対する約束です。

何も複雑なことをやっているわけではありません。

早く起きて、ブログを書いて、犬の散歩をして、

という至って単純なことを「続ける」ということです。

面倒と思うことなんてしょっちゅうです。

でも、何て言うのかな、自分の意志を確認するというか、

ルールを守るという規律を自分に課すことで、

何となく充実した生活ができるようになってきます。

そうやって「自立」した自分を作っていくんですね。

だから、練習では単純な練習を繰り返して練習することが大切です。

つまんないから、いいんです。

それが「意志」を鍛えます。

プロのトレーニングを指導する時に感じることは「それ」です。

トレーニングを覚える時は、それなりに興味や関心も高く、

好奇心によって行動できますが、

毎日それを「続ける」となると、

それはもうまさに自分の「意志」が試されるわけです。

私はプロなので、その期間にどうトレーニングをしてきたのかは、

一目見れば大体分かります。

プロは、つまらない、苦しいトレーニングをちゃんと続けてきます。

それを繰り返すことができる強さを持っていること、

それがプロのプロたる所以かなと思います。

そんな強い「意志」を作るためにも

単純な練習を繰り返すことをちゃんと続けてほしいと思います。


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肚が決まる(3633)

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自分が賭けるリスクと得られるリワード(利益)を常に考えて、

リワードが高くなるように「戦術」を持つことが重要であると書きました。

簡単に言うと、

「勝つために何をするのか」ということをちゃんと考えるということですが、

「戦術を持つ」ことのもっとも良い所は、「肚が決まる」ということです。

試合の後で感想を聞いてみると、

「何をしていいのか分からなくなった」という子も多いです。

ショットの出来不出来でものごとを推し量っていると、

それが狂うと「何をしていいのか分からない」ということになってしまいます。

でも、「戦術」が決まって、それをやると強く決めると、

やることが決まるので、

ショットの出来不出来に心が乱れることなく、

ちゃんと意志を持って戦い続けることができますね。

つまりは「肚が決まっている」ので、

苦しくても頑張れるということなんです。

勝ち続けるために何よりも重要なことは、

「肚を決めて継続ができる自分のプレースタイルを作ること」

なんです。

そんな強さを持った選手に成長してほしいですね。


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リスクリワード(3632)

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「戦術」に対する理解がないと感じることは多いです。

単に強いショットを打てば勝てるほど甘くはないですね。

もちろん、そのショットのレベルに差があれば勝てますが、

それが同等のぎりぎりの勝負では、

「戦術」の優れている方が勝つのが道理です。

まあ、テニスはネットを挟んで対峙するスポーツではもっともコートが広く、

そして、技術の数も多いので、

「戦術」を立ててもまずは技術がないと、と考えてしまいますが、

そうではありません。

自分の中に明確に「こうやって攻める」という戦術がないと、

ちょっとショットが乱れると焦って、

とたんに調子が崩れてしまうからです。

そうなると、多くの子どもたちは無謀だと思えるようなショットを連発します。

リスクの高いショットばかりを打つようになるってことですね。

たまには素晴らしいエースになりますが、

重ねていくとミスのほうが多くて、結局は自滅です。

そんな状態の時は、エースを取っても実につまらなそうな顔をしますね。

そうならないための「戦術」です。

色々な「戦術」がありますが、

まずは自分のリスクを小さくすることを考えることです。

ギリギリのワイドやダウンザラインに打つのは、

当然ミスが出やすいです。

だから、センターを狙って打つことです。

ネットも低いし、多少ミスコントロールがあってもコートには入ります。

相手のショットが角度をつけて返ってくる確率も下がりますね。

それだけ「安心して」ショットを打つことができます。

その「安心感」が、チャンスを生むんです。

そういう心に余裕がある時のほうが

チャンスボールをポイントに繋げられる確率は上がります。

そうやって戦うことです。

ビジネスの世界で、「リスクリワード」という言葉があります。

自分が賭けるリスクと得られるリワード(利益)を常に考えて、

リワードが高くなるように「戦術」を持つことの重要性を説いています。

それは、テニスでも同じだということです。

他にもリスクが少なく、

ポイントが取れる確率が高くなるという戦術はたくさんあります。

それを理解し、ちゃんと「戦術」を持って戦うことです。

それができれば、今よりも強くなれると思いますよ。


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無我夢中(3631)

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試合で大切なのは「勇気」、

そう感じた試合がありました。

とても大切な場面で、

得意ではないネットプレーで果敢に攻撃を仕掛けていく、

これは大変「勇気」のいることです。

まあ、無謀と紙一重ですが(笑)、

そして、見ている方はハラハラ、ドキドキですが、

それができることは強くなるために必要なことじゃないかなと思います。

その子達の試合は、大きく引き離されて、

劣勢になったところから始まります。

ひとりは、声を出して果敢に攻めて、

不得意なネットプレーでポイントを取りに行きます。

もちろん、大切なポイントでミスも出るので、

ますます自分を苦しめてしまうことにもなるんですが、

怯んだように気持ちを引くことがないので、

だんだんと相手を追い込んでいきます。

最後のポイントもネットプレーでした。

もうひとりは、それまでのプレーのパターンを変えて、

スライスや緩いボールを混ぜながら、相手のミスを誘います。

緩いボールを打つことは難しいですね。

コントロールミスがあると、

相手のチャンスボールになってしまうからです。

だから、「勇気」が必要です。

苦しい状況でしたが、

焦って自分のプレーのテンポを上げすぎることなく、

冷静に対応できていました。

素晴らしい試合だったと思います。

二人のプレーは対照的ですが、

どちらも「勇気」がいることは間違いないです。

試合後に感想を聞いてみると、

「夢中だった」と言います。

「無我夢中」と言いますが、

自分がという意識、

自分のプレーがちゃんとできると思いすぎる幻想、

何でも自分の思い通りになるというエゴ、

そんな「我」が強すぎると、

無心に試合に集中できないってことですね。

だから、「無我」になって、「夢中」になれることが、

自分の能力を存分に発揮するのにもっとも大切なことだということです。

こんなエピソードを思い出します。

錦織圭選手の、初めてのウィンブルドン本戦をサポートに行った時のことです。

試合はコートの真横で観ていましたが、

試合後に「どうだった?」と聞くと、

コーチ、どこで見てましたか?」と聞いてきます。

すぐ真横で見てみていても気づかないぐらい、

試合に没頭していたということです。

緊張して何もわからない、

ということではありません。

ただ「試合にのめり込んでいた」ということです。

そんな精神状態を作り出せる錦織選手に、

将来の大いなる可能性を感じました。

そこまでの状態が作れなくても、

「無我夢中」で試合に「のめり込む感覚」は、

戦いのためには必要で、

それを引き出すのはやっぱり「勇気」だと思います。

苦しいところから、一歩踏み出して自分を変える「勇気」がないと、

なかなかそんなふうにはなれませんね。

子どもたちには、そんな「勇気」を持って、

これからも戦ってほしいです。


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コーチと選手の関係(3630)

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選手には色々なタイプがいます。

でも、どんなタイプの選手が大きく成長するのかということは、

よく分かりませんね。

ただ、教えやすい選手はいます。

どんな選手かということ、黙々とがんばるタイプの選手ですね。

日本を代表する選手で言うと、

土居美咲選手や日比野奈緒選手ですね。

土居選手がジュニア時代に、

試合前後に黙々とランニングをしていたのを覚えています。

日比野選手が「根性だあ!」と言いながら返球していたのを覚えています。

こういう選手は、放っておいてもがんばるので教えやすいし、

見ていて楽しいですね。

コーチと選手は「信頼関係が大事」と言いますが、

書いて字のごとく、お互いを信じて頼るもの、

と思われがちですが、

コーチと選手の関係はちょっと違うような気がします。

私が考える理想の関係は、

まずお互いに「自立」していることが条件です。

基本的には「自分でなんでもできる」ことです。

試合の会場などで、

親が子どものバッグを担いで運ぶのを見ることがありますが、

こういうことは絶対にダメということですね。

また、恋人のように、いつも一緒にいたいと強く思うのもどうかな。

そうではなくて、

必要な時にちゃんといる、

困ったときに必要だと思える関係がいかなと思います。

これを「パートナーシップ」と言いますが、

関係性はちょっと希薄でも、パートナーとして、

お互いに必要だと感じることができる関係のことです。

これも以前書いたことですが、

「選手から信頼されるコーチ」というのはもちろん大切ですが、

コーチから信頼される選手」でもあるというのが、

教えていて、お互いにハッピーになれるということです。

そのためにはもっとも大切なことは「自立」、

そうあるように自分を磨いてほしいですね。


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「スポーツは、”愛”だと思う…」

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